行政において「侵害行政は法律の根拠がなければ違法だが、給付行政は法律の根拠が可能」というものがあるのをご存じだろうか?

この世の中は、「知らなければ損をする。馬鹿は知らないまま騙され続けて損をし続ける。」という法則で成り立っている。
政治家や官僚は国民が法律などについて、様々な知らないことが多いことをいいことに、国民の了解も得ずに好き勝手なことをしているのだ。

国家や行政の財源の基本は税金である。
つまり、国や行政機関はわれわれが汗水を流して必死に働いて稼いだお金を税金という形で強制的に徴収して、その税金を使って好き勝手なことをしている。
政治家の人気取りのための給付金のバラマキを行ったりしているが、これも全て税金である。

政治家や官僚は、彼らの論理で物事を進めており、彼らの論理を知らなければわれわれ一般人は当たり前のように騙され続けてしまうのである。
例えばあなたが給与明細を見ないサラリーマンだとした時、見かけの額面上の給料は減っていないのに、経営者が必要経費として様々な費用を当たり前のように天引きしていた時のようなものだ。

今回の記事のタイトルにある通り、「侵害行政は法律の根拠がなければ違法だが、給付行政は法律の根拠が可能」だということが行政の世界では常識なのをご存じだろうか。
そしてそれを利用して政治家や官僚が好き放題していることをご存じだろうか。

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