アメリカの国境ががら空きな状態であることと、不法移民がアメリカに入国したい放題である現状

アメリカの国境ががら空きで、アメリカの南の国のメキシコから歩いてアメリカに簡単に不法に入国できるのをご存じだろうか。

通常、われわれ日本人の感覚からすると、日本の国外に出る場合はパスポートを取得した上で、入国許可をもらって外国に入国する。
日本という国は、多くの国と友好関係にあるため、特別な滞在許可を得ることなく多くの外国に行くことが出来る。
例えば、アメリカやイギリス、フランスといった国に行く場合には、アメリカ大使館やイギリス大使館、フランス大使館などに許可を得に行く必要はない。

パスポートを取得した上で、飛行機の旅券チケットを取ることで、間接的に入局許可を得ることになる。
そして、最終的に旅行先の国の税関を通るときに入国審査を受けることになり、そこで許可が下りると外国に入国することが出来る。
このような手続きを取って外国に入国する場合、合法な入国となる。

日本は陸続きの外国がないため、あまりなじみがないかもしれないが、陸続きの隣国に行く場合には、通常は国と国は壁などによって区切られており、好きに行き来が出来ない。
通常は、隣国を行き来できる税関となる門があり、そこで入国審査を受けることになる。
そうやってチェックをしなければ、通常は外国に入国することは出来ないのである。

アメリカの南側のメキシコとの国境は長年、壁などで仕切られておらず、歩いてアメリカに入国が出来る状態となっている。
2016年にドナルド・トランプは大統領選挙に出て、「メキシコとの国境に壁を作る!壁の建設費用をメキシコに払わせる!」といって大統領選挙に勝った。
この時、既に、アメリカの南部の国境では不法移民がいつでもアメリカに不法に入国できる状況があり、問題となっていたのだ。
しかも、メキシコ政府が不法移民ビジネスや麻薬取引に関与しており、アメリカに自由に不法入国できる状況を利用していたために、ドナルド・トランプはメキシコ政府にそのように強く言える事情があったのだ。

現在のアメリカのバイデン政権は不法移民対策を一切行っていない。
むしろバイデン政権は逆に不法移民が増える政策を強烈に推し進めており、メキシコ政府や不法移民シンジケート、麻薬取引シンジケート、人身売買シンジケートと協力して互いに犯罪利益を上げている。

現在、後進国から先進国への不法移民をあっせんするビジネスは世界規模で行われている。
腐敗した各国政府は裏で不法移民をアメリカやヨーロッパに送り込むことをビジネスにして裏金を稼いでいる。
アメリカ大陸で言えば、コスタリカという入国が自由な国に船や飛行機に乗ってアメリカに移民したい人たちがやってくる。
コスタリカ政府はこれらの人たちを無料でコスタリカから隣国の国境線に向けてバスで送迎する。
その後、アメリカに移民となるべく、人々は陸路を歩いたり、無料バスで送迎されたりしてアメリカと南で国境を接するメキシコを目指す。
この間、ジャングルで命を落とす者もいれば、人身売買マフィアにさらわれる者もあらわれる。
人身売買マフィアにさらわれた児童は人身売買シンジケートの貴重な財産となる。
様々なリスクを切り抜けて、ようやくメキシコまでたどり着くと、人々はメキシコ警察に一人800ドルの賄賂を払う。
これがメキシコにとって物凄く儲かる不法移民あっせんビジネスになる。
メキシコ政府はこれに合わせ、麻薬マフィアと組んでアメリカに大量の麻薬を運ぶビジネスを行っている。
アメリカに大量に流入する麻薬はメキシコから入ってきているのだ。

アメリカでは、ドナルド・トランプを始めとする共和党員や愛国保守派は麻薬撲滅の方向に動いているが、バイデンやオバマを始めとする民主党員や名ばかりの共和党員(いわゆるRINO)などの左翼リベラル派は麻薬取引に関与していたり奨励している者が多い。
バイデン大統領の息子のハンター・バイデンは自身でも麻薬を使用する重度の中毒者として有名だが、麻薬取引で巨額の富を得ていることでも有名である。

現在、アメリカでは毎年数百万人の規模で不法移民がアメリカに流入している。
アメリカを弱体化させたい世界の支配者たちによって、アメリカの一般庶民全員が等しく貧しくさせるために大量に移民を入れる政策が政府主導で取られている。

このようなアメリカの実態を知れば、無限定に移民を入れてはいけないということが良くわかるだろう。

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