世界中そして日本中で大反対されたLGBT法案があっさりと衆参両議院で可決されたことの意味:日本は中国以上の独裁国家となった

頭の先から足のつま先までくまなく腐ってしまった時、一体どうやって、体の一部だけでも正常でいられることができるだろうか。
全身が病か何かで犯されてしまった場合に、もう何をしても取り返しがつかないことがある。
自分の体で想像すると「おそらくそうだろうな」と容易に想像できるのではないだろうか。

2020年3月に日本でも「新型コロナウイルスが蔓延し始めた!」と大々的に報道され、日本中の至る所で人々がマスクをし始めた時、あまりにも多くの人が「とにかくマスクをする」という状態となったために、「おかしい」と思うことが難しく、たとえおかしいと思っても、「マスクをするのは変だからマスクはしない」という立場を貫くのは非常に難しかったのではないだろうか。

周りの人間が黒一色に染まる中で、自分だけが白くあり続けるのは本当に難しい。
腐敗した社会では、不正や賄賂が横行する。
「みんな、やっているから」、とても気軽に不正が行えるのだ。
その反面、不正をしない者は、不正をしない状態で留まっておくことさえ難しくなるのだ。
何故なら、白くあり続ける者は、不正組織から離反して不正を内部告発するかもしれず、黒一色に染まった者たちにとっては、存在するだけで目障りとなるからだ。


自民党はLGBT法案を強行可決したことによって、民主主義のルールを完全無視することを許してしまった。
自民党は既にこれまで様々な不正を行ってきたが、民主的手続きは単なるパフォーマンスに過ぎず、全ては独裁者の一存で決まるという先例を作ってしまったのだ。


それからというもの、反対多数にも関わらず、独裁者萩生田光一の一存でLGBT法案は強硬採決された。
萩生田光一の独裁ぶりは激しく、「俺に逆らって反対したやつは、次の選挙で自民党の支援を得られないと思え」という、正に自民党員としては死刑宣告を言い渡されるような戒厳令が発せられた。
中国共産党の習近平のような独裁者となった萩生田光一は、自身の支配欲を微塵も隠さず、「俺様に歯向かう奴は容赦しねぇ」と言わんばかりの独裁者ぶりの振る舞いをしている。

結局、衆議院の法案採択では、一部の「反対表明をして保守派議員の顔をしても良い」というお許しを得た議員のみが、反対表明をすることで、あっさりと衆議院において賛成多数でLGBT法案は可決された。
そして、続く参議院でのLGBT法案採択においても、萩生田光一の脅迫は強力な効果を発揮しており、殆ど誰も反対の意を表さずに、あっさりと可決してしまい、衆参両議院が賛成多数したことによって、LGBT法案は可決されてしまった。

たった一人の独裁者の命令によって、民主主義のルールが完全に無視され、反対する者の意見は完全に消されてしまった。

世界中のほとんどの国と地域で否決/廃案にされたLGBT法案が、日本においても全国で反対の声が上がっていたにも関わらず、自民党も国会も黒一色に染まって、あっという間に可決成立してしまった。

中国共産党において、独裁者習近平でさえ、ここまで中国共産党内で反対多数の意見が出ているようなものについては、強硬することができない。

2023年6月に可決成立したLGBT法案が示すものとは、日本が中国共産党よりも強力な独裁体制になっているということが分かったということだ。
日本がここまで腐敗したのだということを、多くの国民が知ることで、この独裁体制にNOを突きつける人が増えることを願うばかりである。


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