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カベリャウと小エビのキッシュとアムラ👮🇪🇺が街にやってくる

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。今日はよしお🧑‍🍳シェフによる金曜キッシュデーでした。

はよ帰らないとー。

今日は小麦粉、バターに卵を入れたよう

北海のクラッベン(小エビ)とカベリャウ(タラ)入りです。マドラスカレーパウダーが入ってカレー味

完成です♪

美味しくいただきました♪

さて、突然ですがここでフランクフルトニュースです。アムラが街にやってきます。アムラー(懐かし)じゃなくEUのAMLA(Anti-Money Laundering Authority, AMLA)マネーロンダリング・テロ資金供与対策機関です。本部をどこにおくか9都市が立候補。フランクフルトが勝ち取ったというニュースが流れました。(正式な議会承認は4月) 以後AMLAはEU全域で資金洗浄とテロ資金供与防止の取り組みを監督します。

これまでEUは資金洗浄やテロ資金を統括的に管轄する機関がないため、各加盟国の当局が対応するとどの国が主体となるかについて意見対立がありました。またルール執行の一貫性が確保されていないなどの問題も。そのためEUがAMLA設置を決定したのが21年。ようやく本部のお膝元が決まりました。

立候補していたのは、
🇧🇪ベルギー(ブリュッセル)
🇩🇪ドイツ(フランクフルト)
🇮🇪アイルランド(ダブリン)
🇪🇸スペイン(マドリード)
🇫🇷フランス(パリ)
🇮🇹イタリア(ローマ)
🇱🇻ラトビア(リガ)
🇱🇹リトアニア(ビリニアス)
🇦🇹オーストリア(ウィーン)

中でもフランクフルトの最大のライバルはパリ、マドリード、続いてダブリンでした。

AMLAは今後25年7月から適用のAML regulation に基づき、資金洗浄とテロ資金供与を防止したり、監視するために活動します。

それにしてもフランクフルト市は相当力を入れてプロモーションしたようです。その力の入れようがわかるサイトがこちら↓ 連邦政府財務大臣、ヘッセン州首相、フランクフルト市長が笑顔でおこしやす〜プレゼンです。

動画もありました。33:12からプロモーションビデオが流れます。

フランクフルトが立候補に際し、強みとして挙げたのは金融都市として銀行や金融機関が多く欧州中央銀行ECBがあること。

EU域内2.5時間以内という地の利など。
さらに連携する事業体も徒歩圏内というコンパクトさに加えて、さらに、従業員や家族の住みやすさをアピールしていました。緑が多い、幼稚園から大学まで多言語教育環境など。さらにライバルのパリやマドリードを念頭に置いたオフィス賃料平均のレンジがリーズナブルであるというアピールもありました。候補都市は首都ばかり。一方でフランクフルトは首都でもヘッセン州の州都でもなく。さらに不況中に資金の行きどころがなかったのか再開発のビルはいっぱいたっているので入居はどこかあいてます。

この21年の記事を読むと、罰金とる気満々ですが、AML法がどう運用されるのか、AMLAがどう動くのかはこれから様子を見ないとなんとも。

AMLAの発音はアムラでよいのか、動画で確認。
少なくともドイツではアムラでよさそう。

一体オフィスはどこになるのでしょうか?

もしやここに?25年完成だから間に合わないか…。

今朝200の数字に気づきました。

The Four のTower 1 が233m だそうなので、その200 m地点でしょうか?


AMLAが入居するのがこのタワーではない可能性大ですか、AMLAer の皆さんがどこでお仕事するのか、また調べてみようと思います。

しかし、この↓ドイツにおけるマネーロンダリング法を読んだだけでも規制される企業側は面倒、入念な手続きと複雑すぎるルールの遵守は難度が益々高まる予感しかない…(ゴクリ)


それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊


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