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グリュンコールと鮭のソテー再びとカルモントのおもひで

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。金曜日は時短メニューで冷凍エビで済ませてしまいましたが、魚が食べたそうなよしおさん。というわけで土曜日は鮭のソテーにしました。

前回と違い、付け合わせはライス、カマルグ赤米にしたのとグリュンコール(ケール)は新鮮なものがなく冷凍を利用です。

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とにかく大きな鮭のフィレをざっくり500gほど買うよしおさん。今日はワイルドサーモンではないので😁比較的お手頃価格。

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フランス南部にあるカマルグは湿地帯で、フランスでは珍しい稲作地域です。

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またカマルグ湿原に広大な自然保護地区があり、からフラミンゴ🦩飛来地の北限です。以前遠めですがそこで野生のフラミンゴの群れを見たことがありますがとても美しかったのを思い出します。

さて鮭が大きいのでグリュンコールのBett(ベッド)にのった鮭がタタミマットのようになりましたが、出来上がりです。味はよし。

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今日よしおさんが合わせたのはドイツのモーゼルワインです。ブレムのカルモントという急勾配のワイン畑で作られたリースリング GG (ゲー・ゲーはグローセスゲヴェックスの略) でした。

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このカルモントには何度か出かけて、ワイン畑を歩いたことがあります。かなり急ですが絶景です。探すと2012年の古い写真が出てきました。

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カルモント/Calmontの名前は Calidus Monsつまり hot mountain(hill)のラテン名が由来です。

欧州でもっとも急勾配のワイン山(Weinberg)のCalmont にあるFachkaulの斜面はまるで古代ローマの劇場で圧巻です。

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急斜面に照りつく太陽と、シーファーで地面があたためられて熱くなります。ミネラル分を含む雨水が上から流れ窪みに流れ込みそれをぶどうの根がしっかり吸収してワインの味わいが深くなるわけであります。

モーゼルの急勾配の畑では機械を入れることはできず基本的には手作業ですが、運搬にはMonorackbahnというモーターのついた作業用のモノレールを使います。小さな休憩どころにおじさんがいて、その台車にのせてもらいました。(5ユーロ/人で、冷たいブドウジュースかワイン1杯つきの有料サービス)歯車のギザギザがあるので急勾配でも滑らずにゆっくりと安全に動かすことができます。

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遊びで乗っている分はまだよいのですが、お仕事になると大変だなと思います…。

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これは2015年に撮った写真です。コラージュ加工した写真しかないのですが、カルモントの景色で黄色い建物が修道院跡で、よしおさんが飲んだワインのラベルにも描かれています。

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カルモントは「中級の」ハイキングコースがあるのでよかったらトライしてみてくださいね。私には上級コースでした(笑)

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Calmont-Klettersteig で検索してみてくださいね。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊



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