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復活祭!野ウサギロール、チョコレートソースがけと“偽ウサギ”さん

いやもグーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。今日も良いお天気で外が気持ちよかったです。

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読書もしっかりと。文章がうまくなりたいのでこの本を読みました。画像2

テクニックというよりも、文章に込めるもの(精神)の部分だったり、日頃必要なアンテナをどのように張り巡らせてどういう意識でそのテーマを追っていけばよいのか、といった書くためのヒントがたくさん詰まっています。たとえば本書に登場する猪瀬さんが書いた文章は昔の昭和の事柄をとりあげていても令和の今でも普遍性があり古びていません、それはその時々の時代のエッセンスを嗅ぎ取りながらも、時代に流されない文を残してきた猪瀬さんならではのヒントがたくさん詰め込まれています。

内容が気になる方は、著者の猪瀬さんご本人による投稿も是非ご覧の上、気に入ったら本も読んでみてくださいね。

上記noteも読んでいましたが、本を通して読んでみて改めて勉強になりました。書く技術も大事だけどなぜ書くのか、どう調べて考え抜いたのか、バックボーンがしっかりしていないと読ませる文章にならないんだなと。。。偽善のところやきれいごとにしないは厳しいけれど本当気をつけないといけない。自己満足以上の文章を書きたい。道は遠いけれど精進しまする。

まずは基礎の小論文を書くときの勘どころを意識したいと思います。

-キーワードに反応せよ
-メディアは偏向していると思え
-偽善的な自己に気づけ
-きれいごとで終わるな
-名人たちの方法に学べ
-鳥の眼線で、虫の触覚を

さて今日は復活祭 (Ostern)ですので、うさぎ料理にチャレンジ。ハーゼを使いました。ドイツ語にはウサギは2種類あり、ハーゼは野うさぎ、カニンヒェンは飼育して育てるウサギです。野趣あふれる味なのはハーゼのほう。肉は暗赤色でカニンヒェンの薄いピンク色とは違います。より筋肉質味はややクセが強いのでクーベルチュールを使った個性派チョコレートソースでいただきます。ハーゼは国内産が手に入ることは稀で私たちもアルゼンチン産を買いました。中のフィリングには鶏のレバーとブラッドヴルスト(ブラッドソーセージ)を入れます。

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その他の材料です。多すぎて写真にのせきれず。

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フィリングはパンや卵に牛乳、タイムにパセリ、刻んだリンゴ、鶏レバー、ブラッドソーセージで、これを野ウサギの肉で巻き、軽く焼き色をつけてから根野菜、ベーコン、赤ワイン、フォン、トマトペースト、マスタード、ベイリーフ、ジュニパーベリーと煮込みます。煮込んだ出汁はこしてから削ったクーベルチュールと合わせて出来上がりです。クーベルチュールもフェアトレードの認証マークがしっかりついていました。

ドイツではカカオ製品国内売り上げの77%がカカオ生産農家の持続的成長をサポートする仕組みにコミットしているという統計データがあります。それらの商品にはフェアトレードなどの認証マークがついています。認証団体は複数ありマークも様々です。今日買ったクーベルチュールには2つついていました。

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さて、付け合わせにじゃがいものピューレ(通称Kapü カーピュー) を合わせて出来上がりです。今日は慣れない料理😅で材料が多く疲れましたが😅かいあって完成!

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フィリングが余ってもったいないのでグラタン皿に入れてミートローフ風に焼きました。同じくチョコレートソースと一緒に食べるとこちらも美味しかったです。ドイツではミートローフの別名をFalscher Hase 偽ウサギというんですよ。面白いネーミングですよね!

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よしおさんの赤ワインはフランスのローヌワイン。野ウサギに負けないお味のシャトーヌフ・デュ・パプ でした。2011(グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソー、クレレット、ヴァカレーズ、ブールブーラン、ルーサンヌ、クノワーズ、ミュスカルダン、ピックプール、ピカルダン、テレ・ノワール)

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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊


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