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芽キャベツのキッシュ

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。今日は少し肌寒いですが、お天気でスーパーへの買い出しもお散歩がてら楽しく歩くことができました。

そしてスーパーでは春を告げるシュパーゲルも今年初めて見ました。1キロで29.99ユーロはまだお高いのでまだ買いませんがみるとああ、春だシュパーゲルの季節だと心が弾みました。☺️

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さてスーパーから帰って休憩してからは髪をカット。

美容院が営業再開したものの、待ち焦がれた人の予約はいっぱいです。なので今月も家でお互いの髪の毛を整えました。長さが調整できるキャップのついた家庭用のバリカンとトリマーとカット用のハサミを使います。元々雑な私は、人様の髪の毛を切るのが怖くていちいちよしおさんに確認しないと気が済まないし、手捌きに迷いが出るへっぴりです。一方で元々慎重派のよしおさんは、質問しますが決めたらザクザクではないですが、少しずつパチパチと迷いなく切ります。ハサミの入れ方も性格が出るなあと我ながら苦笑いというか妙に感心してしまいました。

ビビりながら切る私と楽しそうなよしおさんのコントラストが笑えます。

特に私のぱっつん前髪(ドイツ語ではポニーと言います) を切るのが特に好きらしく、途中で「この辺で結構です…」とストップをかけて終了。

さてさっぱりしたところで今日はお肉なしで芽キャベツのキッシュを作りました。

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出来上がりました!

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美味しかったです〜。

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今日のよしおさんワインです。ドイツのプファルツの白ワインでした。(2018 ヴァイスブルグンダー)

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今日私はたまたまベジタリアン料理を作りました。飽食の現代は必要以上に自然にお肉が口に入るので、お肉を食べる量を減らすためです。金曜日に魚を食べるのが多いのも何もしないとついバランスが悪くなるためです。バランスを軸にしているので肉・魚介類に加えて卵・乳製品なども一切入れないヴィーガンの料理は作りません。

しかし最近ではドイツでも若い人が思想的にヴィーガンを好む傾向があり、ヴィーガン印の食べ物がやたら増えています。非ヴィーガンがヴィーガン食を食べても構いませんが逆は無理なので結果的にヴィーガンを謳う食品がどんどん増えるのです。この傾向はヴィーガンでない人にもメリットがありおかげで珍しい種類の豆や野菜、あるいはそれらを使った商品が増えて食材のバリエーションが増えています。

一方で私自身はヴィーガンになるのは無理だなと感じています。健康のためにお肉を減らす(ドイツは安い食生活は肉食になりがち)、或いは放牧されていたり、比較的自由度の高い環境で飼育された健康的な飼料を与えられた鷄やその鶏が生んだ卵などを買うなどは気に留めています。

そして今日こんな記事を読みました。

きちんと当事者に会ってインタビューし、牛のお世話もされて、そのあとお肉になり、最後は調理されお肉を味わうところまで通して取材、ご自身の感情の揺らぎや疑問をなんとか消化してご自身なりのヴィーガンにならないという結論に至る過程を読者が追体験できます。自分ならどういう選択をし、行動するのかを考えさせてくれる良記事です。ネット記事にしては長いですが、本に比べればコンパクト。読み切る価値はあります。

「きれいごと」で終わらせないところも良かったです。

今週読んだ冨山和彦さんの『「不連続な変化の時代」を生き抜く リーダーの「挫折力」』という本に「きれいごとだけ語る人は信用されない」という指摘に共感したばかりでした。

ですので、きれいごとで終わらせないで問題を掘り下げようとするyuzukaさんの文章がより強く印象に残ったのかもしれません。

普段私が意識してあるいは無意識のうちによけている繊細な部分にもこの方はきちんと各方面の人に直接疑問を投げかけ、その答えのもつ意味を消化しようと努力されていました。自ら体験し、観察して悩みそれでもヴィーガンは選ばないという意思を示したyuzukaさん。彼女の記事で、読者の一人である私も改めて考えさせられました。

明日いただくのはイノシシのお肉。命を奪っている事実からは目をそらさず、ありがたく大切に調理していただこうと思います。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊


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