新、学校の三種の神器の登場について【クーラー・Wi-Fi・マスク】忘備録
暑い日が続きますね。この暑い中、体育をしている生徒を見ているだけでクラクラ((((;゚Д゚)))))))
始業式の初日にマスクしたまま掃除をして汗だくになり、今日はついに、クーラーなしの部屋での授業に耐えられず、途中で幸い空いていたクーラー付きの教室へ生徒と移動すると言う事を経験しました。本気でサウナより暑かった…。
私は公立高校勤務ですが、クーラーがついたのはほんの最近の話です。クーラーどころか扇風機もない部屋で汗をかきながら授業や三者面談をした思い出があります。今思えばどうやって乗り切っていたのか。とにかく昔も暑くて、なぜクーラーがないのかと思っていたのは確か。聞いてみれば、小学校も中学校もクーラーがなかったという生徒も今年の高校1年生の中にまだいました。私の勤務する公立高校でもクーラーのついていない部屋はまだ多く、「汗をかきながら授業」がまだまだ「あり」レベル。しかし暑いとそれだけで学習意欲は落ち、集中力も生産性も落ちます。これからはクーラーのない教室なんて想像できない、と今年こそは確信したのでありました。
そして、ついに今日初めて教室でWi-Fiを使って生徒にYouTubeを見せられました(´༎ຶོρ༎ຶོ`)か、感動!国のGIGAスクール構想の一環なのか、この夏から校内でインターネット工事が始まり、生徒用のタブレットも100台以上導入されました。ネットはまだ制限が多く、どこまで使えるか疑問はありますが、「インターネットが教室にある」と思えることの幸せよ!もう、インターネットがない授業なんて考えられない、とこちらも確信したのでありました。
そんな中でも、コロナの影響を受けて体調不良の生徒がいたり、PCRを受けた生徒がいたりとまだまだ落ち着かない学校現場です。マスクをして授業したり、学校行事に参加することがすっかりと、「新しい当たり前」になりました。この暑い中、マスクを付けて授業に参加している生徒をみると、偉いなあ、と思わずにはいられません。
クーラー、インターネット(Wi-Fi)、マスクはすっかり学校の新三種の神器です。良くも悪くも、もう学校では、これがないと始まりません。新しいことがどんどん当たり前になっていく事を実感しています。
Teachers of Japanではティーチャーアイデンティティ (教師観)の発見を通じて日本の先生方がもっと自分らしく教育活動に専念し本来は多様である「教師」の姿を日本国内外へ発進しています。日本の先生の声をもっと世界へ!サポートいただけたら嬉しいです。