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ALTの脳内批判的思考

一緒に働くALTとはいつも仕事の事以外の事についても意見交換をするのですが、今日は最近、私がはまっている空気と批判的思考について話をしました。

そのときに「批判的思考」と言う言葉が日本語では「誰かを批判する」と言うようにネガティブな意味に取られて根付かないのではないか、と言う話になりました。

批判的思考(Critical Thinking)と聞くと、日本人は誰かを批判するような場面を想像しがちではないですか?(私だけでしょうか?)

ALTに「批判的思考と聞いたら何を思う?」と聞かれたので
「何かを批判しなければ!」と思う、と答えたら笑っていました😆!

ALTが言うには「批判的思考は自分のためにするもの」だそうです。
目の前にある事実が正しいかどうかを「自分」が判断するための✔︎チェックボックスのようなもので、他人との関係は含みません。

批判的思考は批判やアラを探すことではなく、自分がその事実に納得するための作業であるというのが、とても腑に落ちた瞬間でした。

なるほどな〜。
本物はこうやって批判的思考を脳内で使ってるのか〜と思ったのでありました。


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