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日々読み #42

8/14晴れ

マイホームのことで妻と喧嘩した。
昨日も書いたけど、住まいを選ぶことはどう生きていくかを考えることに近い。
だからお互いの見据えた将来が少しでも違うとそれは大きな障壁になってしまう。
お互いが何を大切にしたいか。どんな生き方を選択していくのか。
それが少しずつ明確になってきたように思う。
ちゃんと話し合って、選んでいくことをこれから数ヶ月はしていかなくては。


8/15 晴れ

今日は妻が体調を崩した。
お腹の子のこともあるから、風邪薬は飲めないというのは想像よりも大変なことがわかった。
知識としては知っていたけれど、なってみないとわからないことは多い。
とりあえずコロナは陰性。発疹も出ていないから風疹ではなさそう。
お腹の子のこともあるから、風邪はひかないようにしていかなければ。


8/16 晴れ時々雨

糸井さんの文章をきっかけに誰かの「好きをもらう」ということを日常的にやっている自分に気づいた。

日々いろんな利用者の方々のもとに訪問し、ケアをしている。利用者の中にはいろんな人がいらっしゃるから阿吽の呼吸で合う人もいれば半年過ぎても距離が掴みにくい方もいて、苦労することも少なくない。
看護師も人間だからどうしても自分と合う人はよく看てあげたくなるし、自分と合わないとなかなか看たくならない気持ちが出てくる。

ただいろんな人と接する中でこの人も「誰かの大切なひと」ということを考え始めると、不思議にその人のことが見えやすくなってくる。
多分それは糸井さんの誰かの「好きをもらう」ことと同じことなんだろうと思うのだ。

ケアをしていると、言葉に助けられるという場面が多い。言葉が暗く閉ざした暗部に光を当てたり、心に募るもやもやに言葉が割り振られて風通しが良くなったり、言葉があるから健やかに生きていける。
これからも言葉を大切にケアをしていこう。

それにしても妻の体調がすぐれない様子。
あまりにもしんどいとのことで、途中で早退させてもらった。こんな時に申し訳なさとか感じずにいられたらいいのにと思う。
発熱と倦怠感。薬が使えないから、辛そうだ。
今日はあまりにもしんどくて病院には行けなそう。
心配だ。

8/17 晴れ

今日も妻の体調がすぐれない。
そんなに辛かったのであれば、昨日も休んだ方が良かった。昨日は途中で早退したけど、今日はお休みにしてもらった。
熱とだるさは変わらずあるようだ。今日になって喉の痛みが増してきたみたいで、より辛そう。少し落ち着いたとのことで病院へ受診した。
コロナだった。値はカンストしていて、振り切っていた。


8/18 晴れ

妻はは病院から帰ってきてからずっと寝込んでいる。
昨日よりはだいぶ体調はいいとのことで、今日は出社することにした。体調に変化はなく仕事ができたけど、妻は1人で心配だったようだ。
小心者な部分がでてきて、つい悲しませてしまう。
反省。

8/19 晴れ
昨日はなんともなかったのに、妻のコロナがうつったのか。喉が焼けるように痛い。ついに発症したようだ。
免疫力云々で逃れる術はないようだ。
朝方くらいに突然発熱し、12時まで身動きが取れないほどだった。でもまあ、2日もすれば解熱してくれるだろう。とりあえず今日は休もう。

妻は少しずつ楽になってきたようだった。
互い違いにコロナに罹患した。
妻が身の回りのことを色々してくれる。ありがたさしか無い。にしても腰が怠くて、辛い。

8/20晴れ

発熱は継続。二日目には解熱するだろうと思っていたけれど甘くはない。腰が怠くて、背中まで凝りが上がってきて寝ているだけでも辛い。身の置き場のない苦しさを体感している。
妻がご飯や洗濯、看病全てをやってくれていた。
自分が欲しいことを先読みして実践してくれていて、本当にありがとうしかない。
本当に辛い時にしてもらえたことはすごく「嬉しい」の感情と一緒に経験として蓄積していくのだろうと思った。熱が出た時に解熱鎮痛薬だけじゃなくて、アイスノンを一緒に渡すとか、氷入りの冷たい水を定期的に入れ替えてくれたり。一つ一つのしてもらった行為が自分の中に蓄積していって、誰かに手渡すことができる。いい看護師になりたい!と思ってもすぐには寝れないというのはこういうことだったのかもしれない。
たとえ、知識があっても経験や実践力が伴っていなければ頭でっかちになる。
ベテランの看護師がいい看護を提供できるのは誰かをケアしてきた経験もしくは心地いいケアの体験によるものなのかもしれない。

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