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【こ4】「末は博士か大臣か」について

今日のコラムは、「末は博士か大臣か」についてです。

昔から、デキの良い我が子には
『末は博士か大臣か』
バカな親はそう呼んできました。
失礼。バカな親ではなく「親バカ」です。

3歳でそれなりに言葉をしゃべると、そう呼ばれ。
5歳でひらがなを書いた時には、再び言われ。
小学校で児童会長にでもなった時は、ますます言われ。
大学生になって競馬やパチンコを覚えると、パタッと言われなくなる。
それが『末は博士か大臣か』という言葉です。

しかし。
博士も大臣も、昔のように光り輝く将来には例えられなくなりました。

博士と呼ばれる人間は、時に残酷なマッド・サイエンティストに変わることが多くなりました。

『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクター博士。
10人に手を繋がせた状態で電流地獄に導く、でんじろう博士。
『パワプロ』で主人公の能力を大幅にダウンさせる、ダイジョーブ博士。
ウンコを棒に突き刺し暴れまわった挙げ句に「んちゃーっ!」という衝撃波で太陽系の惑星を破壊するという少女ロボを開発した、則巻千兵衛ハカセ。
その則巻ハカセに対抗心を抱いた結果「週刊少年ジャンプ」の編集長にまで上り詰めた、Dr.マシリト。

とても天才3歳児の目標にさせるには残酷極まりないです。
この場合は親バカではありません。単なるバカです。

大臣も然りです。

自分の党から10億も頂いて嫁さんを国会議員にさせた結果、自分が管轄していた牢獄にブチ込まれた法務大臣。
大臣室で養鶏農家からワイロを受け取った後に、突如として心臓にペースメーカーを入れてしまった農林水産大臣。
東京オリンピックを1,500円でやろうとしたり、パソコンが扱えないのにサイバーセキュリティ部門のお偉いさんにまで就任した国務大臣。
計算や英語は堪能だが、ファッションセンスに関してはどうもイタリアンマフィアが抜け切れない財務大臣。
ASEANを「アルゼンチン」と読み間違えた挙げ句に、息子がお役人にご飯を奢った事がバレてしまった総理大臣。

将来性のある5才児や小学生には、最低でも
 ・お金の遣い方
 ・パソコンの扱い方
 ・海外旅行をする際の服装選び
 ・ASEANは「アセアン」と読む
という事は学ばせるべきではないでしょうか。

当然、我が子の将来設計の手本となる方もいらっしゃいます。
ノーベル賞を獲るような素晴らしい才能を持つ博士もいます。
社会科の教科書だけでなく、お札にも顔が描かれる大臣もいます。
しかし、それはホンの一握りしか存在しません。

私は、この場を借りて提言したいと思います。

子供がある程度の年齢になったら、バイオリンを習わせる。
そして、ある程度上達したら身体を太らせる。
バイオリンが上達し体型がポッチャリしてきたら、髪の毛にパーマを施す。
そして、成長した我が子を世間からこう呼ばせてあげてください。

「末は葉加瀬太郎」

以上、コラムでした。

【参考文献】
 ・Wikipedia「ハンニバル・レクター
 ・Wikipedia「米村でんじろう」
 ・ニコニコ大百科「ダイジョーブ博士」
 ・Wikipedia「Dr.スランプ アラレちゃん」
 ・Wikipedia「鳥嶋和彦」
 ・Wikipedia「桜田義孝」