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-20度にもなるカナダの冬を過ごす 服装編

私が住んでいるところは、アルバータ州。

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カナダの西、バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州からロッキー山脈を越えた隣の州です。

緯度を他の国と比べると、アイルランドのタブリンやイギリスのリバプールとほぼ同じぐらいのところ。日本では北海道より少し上の緯度になります。

カナダ・アルバータ州の冬の気温

冬になると、日中は-10度以下がほとんど。
特に1月や2月は-20度以下の日が、1週間から2週間あります。

しかし、カナダの全土が同じ気温とは限りません。
国内の時差が6つに分かれているぐらいカナダは広大なため、住んでいる場所によって冬の気温は違います。

私が経験した一番寒い冬の気温

今まで私が経験した一番寒かった気温は、2014年ぐらいだったか、-35度。風があるため体感温度-45度でした。

テレビの気象予報で、「今日は、体感温度-45度です。外出禁止の警告がでています!」と言っていたぐらいです。

どれぐらい寒いか言葉で表すと、痛い。鼻の中の毛が凍るのがわかるぐらい。髪の毛は凍るし、さらに空気が冷たすぎて、息をするのが苦しい!
外に長く出ていられないと感じる気温でした。

寒さに対応するジャケット

この寒い冬に対応するために、カナダのジャケットはとても分厚い。でもあったかいジャケットです。

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これは子供達が着るウインタージャケットとスノーパンツです。
学校の休み時間は冬でも外で遊ぶので、このアイテムは必須。

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実は、-30度対応のウインタージャケットなんです。

ちなみに子たちが冬でも休み時間は、外で遊びます。
目安の気温は-15度。-15度を下回る時は体育館や学校の中で休み時間を過ごします。

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カナダの厳しい冬を過ごすアイテム。
・ウインターブーツ
・手袋
・マフラー
・スキーマスクのような、顔を覆うもの

ブーツや手袋も-20度~-30度対応のものを買います。

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これは、私のジャケット。ひざ下までの長さで、コートは二重になっています。重みはありますが、暖かいです。

初めてカナダに語学留学をした時、主人の実家へ遊びに行きました。
気温は-15度。
山口県出身の私は、寒さを全く想像できず、日本のジャケットを着て、ファッション用のブーツを履いていました。
その結果、足は冷え、身震いするぐらいでした。

カナダの冬に日本のジャケットで対応できるのは、バンクーバーぐらいでしょう。

オーロラを見に来られる方や冬にカナダを訪れる時は、その場所の気温を調べて、寒さに対応できるジャケットなどの準備をおすすめします。

冬はまだ始まったばかり。-30度対応のジャケットで寒い冬を乗り越えていきます。

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