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本を12冊読んだ6月の話

6月の目標に「本をたくさん読もう!」と決めた私。

気になる本を片っ端から読みました。

本の選び方は単純。読んだ本に関連する本を蜘蛛の巣上に選んで読んだり、本屋さんで気になった本をとにかく好奇心のままに読んだりしていただけです。

ただ「もったいない精神」が強い私は、読んだ本を知識としてしまっておける引き出しが欲しい、と思い、まずは引き出しの作り方を勉強ながら読み続けた1ヶ月でした。

その1ヶ月で12冊をよみました(まだまだすくな〜い…)。1ヶ月読み続けて私のなかで大きく変わった価値観や実践したことを書いていきたいと思います。

何をするにも時間を測るようになった

日々行うタスクや仕事にどのくらいの時間をかけているのか知るようになりました。ちなみに子供にかかる時間など、自分だけに決定権がない時間はおおよそです。
この時間を測ることで、三つ解消された悩みがありました。

①仕事にかかる時間や自分のだいたいの時給を把握できた
②それぞれの作業にかかる時間がわかると、一日、一週間のスケジュールをパズルのように当てられるようになる
③子供にかける時間に余裕が持てるようになった

「こんなことに時間をかけていたんだ」や「仕事と思っていたけど、ダラダラしている時間の方が長かった」など、自分が実際はどのタスクにどのくらいの時間をかけているのかがわかり、その先の改善策が見つかったり、「意外と仕事スムーズにできるんだ!」という肯定感だったりにつながりました。

自分自身の時間のコントロールがしやすくなると、自分以外のコントロールできない時間(子供との時間やイレギュラーなタスク、家事など)に余裕を持てるようになりました。

子供の習い事をやめた


子供の教育についての考えが広がったこともありますが、以前から心のどこかにあったモヤモヤを具現化できたことで習い事をやめる決心がついた気がします。

子供の将来を考えて、いろいろな習い事を検討してきました。また、次女が生まれたあたりからコロナが蔓延しだして、公民館で行われる子育て広場や同い年の子と交流ができる子育てサークルに参加できなかったこともあり、習い事を通じて、長女に友達ができればいいな、と思っていた節もありました。

公文、スイミング、英語、幼児教室、工作、絵、体操、バレエなどなど…。

少ない知識を頼りに「子供を育てる習い事にはこれ!」と言われるままに選んでいたように思います。その一方、子供を習い事に送るたびや幼稚園のお友達に「今日は習いごとあるから、帰ろうね」というたびに、心の中の何かがモヤモヤ。「これでいいのだろうか」と思っていました。

ではそのモヤモヤはなんだったのか。本を読んでいくについて「そうそう!それそれ!」と私が言葉にしたかった気持ちを表してくれる本に数々出合いました。

「今のこどもは忙しすぎる」
「こどもが自分のすきなことをみつけるのは余白から」などなど。

わたしの心もどこかでこう感じながらも、周りの子育てをしている友人やネット上の情報に流されていたんだなーと再認識しました。

”毎日たっぷりと自分の時間を楽しんでほしい”

そう行き着いたため、子供たちについて引き算をする決心がついた1ヶ月でした。(まずはずっと続いていた公文をこのたび退学(実際はまずは休会でのこと)。)

そのかわり、おやつの時間や夜ご飯など、比較的私も時間が確保しやすい時間帯に絵本を読むことに。子供との時間を感じられて、楽しい時間になりました。

好奇心に優先順位をつけられるようになった

先日、クリフトンストレングス(以前はストレングスファインダー)を受けました。

薄々は気がついていましたが私は好奇心が旺盛なタイプ。「あれもしてみたい!これってどういう意味なんだろう」と自分が興味を持ったことに対して、知りたがるタイプです。

そのため、毎日のタスクのなかに「これしてみたい!」タスクが溢れていたんですよね。漢字の書き写し、家庭菜園、昆虫採集などなどなどなど。「やってみたい!」が先走り、毎日アップアップしていました。

が、これでいいと思っていた私もいて。やらないよりやったほうがいいと思っていたので、やってみて合わなかったらやめる、そうやって自分が気持ちいいと思える物事に出合えたのも事実。自分が安らぐことができる趣味や好きなもの、欲しかったものが明確になってきています。

ただ、子育てしながら1日、1週間、1ヶ月をほとんど一人でみていると、自分に使える時間も引き算しないと質が高まらないことに気がつきました。本当にやりたいこと、未来向けてやりたいこと、苦がないことから自分時間にも優先順位をつけることができました。

おかげでスキマ時間やなんとやりくりした自分時間も「やらなきゃ!」から「やりたい!」に変えることができたと思います。

本は私を想像以上に私に変えてくれるツール

小さなころから、図書館へよく行く子供でした。大人になってからも本は肌身離さなかったように思います(意識していなかったのですが、そうだった。これはクリフトンストレングスについて考えたことに書きたいな)。

未来の自分を考えたとき、今までの自分の経験や知見からしか未来の姿を想像できません。
でも本の力を借りれば、自分の想像以上の姿を見ること、叶えることができるのではないでしょうか。私はもうすぐ36歳になりますが、これから学生や研究者にだってなるかもしれない。

この1ヶ月欲望のままに本を読んで、私だけでなく、子供たちや自分の周りの好きな人にも、可能性を感じました。

2022年。私はどんな素敵な出合いをして自分を描くことができるのだろう。楽しみだな、と思います。





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