ドン・キホーテの公式キャラクター騒動(ドンペン→ド情ちゃん)を簡単にまとめてみた。
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皆様、こんにちは、こんばんは、酒かえるでございます。本日はドン・キホーテのマスコットキャラクター交代劇について、ざっくりとですがまとめました。
まず、前提として。
ドン・キホーテとは、株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)の子会社、株式会社ドン・キホーテによって運営されているディスカウントストアです。ドン・キホーテには青いペンギンの公式キャラクター、「ドンペン」というペンギンがいます。1998年、ドン・キホーテ業態が出来上がってすぐに、当時のPOPライターによって生み出されました。そこから20年以上、ドン・キホーテといえば青いペンギンというくらい、親しまれているキャラクターですが……そんな彼に苦難が訪れます。
1. 時系列でまとめてみる
15日朝、公式アカウントが"「ちょwwマスコット交代とか何考えてんの?マジイミフwwしかも次のキャラデザ草www」"と突如投稿、何かがあることを匂わせた後、このツイートは削除されました。
その次。翌日16日のツイートがこちら。
非情にも16日より「ドンペンちゃん」はお役御免、「ド情ちゃん」という、カタカナの「ド」の右下に「情熱価格」のロゴをつけ、手足を適当に付けた、やっつけ仕事的なものに取って代わられることが発表されてしまいました。
まぁ、こんな突拍子もない発表、受け入れがたい人が出るのは想像に難くない。当然、大批判が巻き起こります。この話、何故か社長は知らなかったようで、次のツイートをします。
公式マスコットキャラクターの交代について再検討する、緊急の社内会議が行われました。その会議の結果が以下のツイートである。
無事、ドンペンちゃんはこれからも公式キャラクターとして続投することが決定しました。PPIHグループは、「未来永劫ドンペンを愛していく所存」、とのことです。ドン・キホーテだけじゃなくて全社を巻き込んじゃったよ!
2. この炎上のカラクリ
さて、この一連の騒動ですが……ぶっちゃけて言うとPPIHによるプロレスである、という見方が有力です。
おそらく、今回ドン・キホーテがやりたかったことは、ルーマニアの菓子メーカーが行ったマーケティングに倣ったものだと思われます。
上記の記事によりますと、ルーマニアの件については
こんなところでしょうか。代替案として、元のものよりも明らかに劣ったようなものを提示する。これにより消費者のヘイトを集め、それをすぐに撤回・謝罪することにより、結果的に宣伝したいものの知名度を大きく上げる。この方法がドン・キホーテの今回の炎上でも使われてるんじゃあないか、という話ですね。この方法は既に一定の知名度があるものに対して有効な手段とのことですが、つまり、ド情ちゃんは犠牲になったのだ……もしこの推測が正解だとしての話ですが。
(23/01/10追記)
ドン・キホーテの公式キャラはドンペンちゃんのままなんですが、情熱価格の公式キャラとしてド情ちゃんは活躍しております。年末年始には永山瑛太さんと情熱価格のCMに登場してましたね。
3. まとめ
できればこの騒動を頭空っぽで楽しみたかったよ!!
こんな感じで、今回、ドンペンとドン・キホーテに振り回された事の顛末と、そのからくりについてご紹介いたしました。今回は以上です!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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