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経理はオワコンか 現役経理がかんがえてみた

みなさん、こんにちわ!

将棋界ではすっかりAIが定着しました。
周りの高段の方に聞いてみると、やはり最新のソフトを取り入れている人が多く、
序盤の一手一手から緊張感が高まってるなあと思うこの頃です。


私が学生時代によく読んでいた棋書の1つに「羽生の頭脳」
があるんですが、対△45角の変化で、先手よしと書いてあった
手を精査してみたところ、AIでは互角の評価としていて印象的でした。
いままでの定石を何も考えずに受け入れるのではなく
疑問を持つことの大切さを実感しました。

このように、AIは将棋を取り巻く環境を一変させました。
このような大きな変化は、じぶんが今属する業界・職種で
どう影響してくるんだろうと考え、情報を色々
集めてみたので共有したいと思います。


これから経理を目指す方
現在経理の方
経理って何?
経理・会計に興味を持っている方
そう思っている方々に特に読んでほしいNoteです。

自分は現在、出版社の経理職で働いています。
社会人2年目です。
今回は、経理に限ってお話ししたいと思います。
(出版業界も日本と海外で色々異なる点も多くいずれ発表したいなって思ってます!)

経理と聞いて
一般にイメージするのは、

入出金の記帳
現金管理
請求管理
資金繰り
話しかけづらいオーラある
決算期は忙しい
正確性が求められる


とかでしょうか。
みなさんの経理のイメージはどうでしょう?(笑)

個人的には決算期の話しかけずらさハンパないなって内側から見ても
感じてるんですけど、外側からしたらどうなんでしょうか。

経理は英語で表記すると、bookkeeperとなります。
似ている単語に
accountant
audit
があります。

それぞれ
会計士
監査人
と訳されます。

三者の仕事が重なることもあることから、一緒くたにされて調査が行われているようです。

アメリカの雇用統計を調査しているアメリカ労働統計局(以下BLS)
https://www.bls.gov/ooh/office-and-administrative-support/bookkeeping-accounting-and-auditing-clerks.htm 
によると、
2019年から2029年で
全体の就業者数が▲6%になるようです。

これは冒頭でお話したAIが経理業務を自動化させることにより、
事務作業をする人がいらなくからです。

一般の経理職における
ルーティンワークはほとんどが自動化されてしまうことが予想されます。
AIの正確性・スピード・コストと比較してしまうと、人間より分があります。


アメリカで起きたような、ウーバーによる一変したタクシー業界の流れが
いずれくるのでしょう。
幸いなのは、そういう事象が起きると予想できることです。

『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』

というダーウィンの考えは正しいのではないでしょうか。

ただ、経理という仕事がなくなるわけでは全くなく、
今後よりその重要性が増してくると思います。
経理とは経営管理という元々の言葉が示す通り、
経営に必須の要素です。
AIは様々な事象から規則性をもって業務を処理するのは得意です。
ただ苦手なこともあります。

・言葉の意味や意図の解釈
・創造的な作業
・学習させていないことへの対応 etc...

これらは人間に分があることなので、
今後はただの経理事務職ではなく、より経営目線に立って数字を扱える
コンサルタント
第三者ポジションになっていくことが求められてくるのでしょう。


あまり、経理の方と将来の働き方について話をすることが少ないので
皆さんの考え・Noteを読んだ感想でも
気軽にいただけたら嬉しいです!!

最後までよんでいただきありがとうございます。!
また投稿します〜(^^)


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