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2023年しないことリストを作る理由-感情は嘘をつかない

あけましておめでとうございます。
2022年もあっという間に通り過ぎて行きました。
歳を重ねるごとに1年の体感時間がどんどん短く感じる人も結構いるようです。
この時間の経過が早く感じる現象をジャネーの法則といい、
新しい経験の数とその充実度に反比例するようです。
社会人になると、毎日がほとんど決まった仕事のルーティン、
固定化した週末の過ごし方、いつもの友達との交流・・・となるのも少なくありません。
これでは脳が新鮮さを覚えないので、時間が経つのが早く感じてしまうということになります。

逆説的に言えば
1年が経つのが早いと感じるのであるならば、それだけ新しい経験をたくさん獲得していけば良いということです。
また新しい経験をたくさんしたのに、時間の経過が早く感じるのであるならば充実度が伴っていない可能性があります。
その新しい経験は自分が本当にしたかったことでしょうか。
感情は嘘をつきません。
自分が1年を振り返ってどのような感情を抱いたのか。
そこから新しい年の行動のヒントがあるのかもしれません。

さて、新年になって多くの人が今年の目標や抱負を掲げますが
今回は視点を変えて、2023年にしないことでリストを作ることの良さを
共有したいと思います。
以下の2つの理由から、作成のメリットがあると考えています。
①加点方式で考えられる
②「べき」からの解放_自分らしく生きるためのヒントが得られる

加点方式とは、物事の判定や評価において良い点や優れた点を点数として積み上げしていく方式となります。


反対が減点方式となります。
どちらを採用するかは良し悪しではなく、状況次第だと思います。
緻密な計算を求められる分野では減点方式、
一方で子供の教育や副業は加点方式にした方がうまく行きやすいのかなと思ってます。
特に副業においては続けることがとても重要になります。そしてその一歩一歩はとても小さな歩みとなります。その中で加点方式で考えた方が前進しているという感覚が感じられ、続けるための心理的サポートとなる気がします。

②ですが、私たちは意識・無意識にかかわらず世間体というものの影響を強く受けています。

結婚・出産・お金の使い道・服装・生き方などにおいて「○○すべき」という考え方が蔓延っています。To Doリストで作成した場合、その人が本当に心の底からやりたいことを表しているのかがわかりません。
例えば「年収を○万円にしたい」と設定した場合、本人が理想の生活水準や物質を得るために望んだのでしょうか。
それとも今の生活には事足りているけれども、周りの同世代の年収と比べて給与が低いことからの焦りで設定したのでしょうか。
判別することができません。

年収において他人と比較するのははっきりいって修羅の道です。きりがありません。比べるとすれば自分の過去の給与と比べた方がより生きやすくなると思います。

2023年はどのように過ごしたいでしょうか。
しないことリストを作成するのを通じて、自分がどのような人生を生きたいのかを考えるきっかけになると思いますので是非作ってみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

#note書き初め
#しないことリスト
#新年の抱負

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