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独身女子の思考【結婚観について】

1.独身でいる理由(私の場合)

現在アラフィフで独身の女子には「結婚歴あり」と「なし」の2種類。

今回は私のような【ピュア独身(婚姻歴なし)】のお話。なぜ結婚をしないのか。きっと結婚が当たり前だと思われてる方は知りたいんじゃないかと思って書いてみます。

アラフィフ独身女子がみな同じと言うわけではありません。あくまでも私のこと。

今でこそ独身を謳歌している私ですが、若い頃は結婚こそ人生の目的で、幸せの形だと思ってい時期もありました。世間体も気にしていましたし、早く結婚しなきゃなと思っていました。でもいざそういう話になると何故か逃げてしまう自分がいたのです。

今考えると「みんなそうしているからそれが当たり前」と思い、「自分がどうしたいのか」という考え方をしていなかったんです。

結婚から逃げていた理由は共同生活をすることが苦手だったから。幼い頃から親と一緒に暮らしていることさえ違和感を感じていました。本当に1人の空間が好きで、ずっと家から出て一人暮らしをしたいと思っている子供でした。

親のことは大好きで、嫌いだから一緒にいたくないわけではありません。なので恋人と過ごす時間ももちろん大切で大好きです。

それでも完全な1人時間を常に持てないと、本当の幸せを感じることができませんでした。

はっきりと独身を貫くことが自分の幸せだと考えるようになったのは大病を患い子孫を残す能力がなくなったときから。子供が産める体だったら今の社会では無理にでも結婚を選択していたかもしれません。

産めなくなったことに対しては残念な気持ちはありましたが、私自身の満足する生活という点においてはよかったのだと思います。


2.結婚するのが当たり前と思う理由

私たちは本当に「常識」や「普通」にとらわれて生きており、特に「テレビ」という媒体からその情報が多く流れてくる気がしています。

結婚についても「常識」という名の思想を纏い、大多数と同じでなければ異端者のように扱われる。今でこそ少し減ったかもしれませんが、それでもまだまだ独身の女性タレントは何か難があるかのような言い方をされます。

女性に社会的権利がなかった時代があったのは紛れもない事実であり、その時代を生きてきた方は結婚こそが生きる術、女性は男性に養ってもらうものだという考え方があることは理解できます。そういった時代を歩んでこられた方が考え方を変えるのは難しいことかもしれません。

でも今はもう女性が男性に養ってもらうという考え方は全く必要ありません。性別関係なく努力をすればきちんと自分で生計を立てられる環境が整っています。

子孫を残すことは大切ですが、結婚と結びつける一種の思想はもうそろそろ終わりにしてもよいのではないかと私は考えます。結婚しなくても今と変わらず協力して子供を育てることは生物的には容易なはずですから。ただ社会を形成する上での制度が考えられていないだけ。


3.女性が女性を苦しめることもある

よく男性政治家の女性別(軽?)視発言が問題になりますが、男性に限ったことではありません。女性も同じことをします。

私は一般企業に長く勤めていますが、ある時期から子育てをしながら働く女性が増えてきました。必然的に会社の制度も育児に特化した制度が増えていきました。

その頃、組織のなかで驚くほど陰湿な戦いが始まったのです。そう、「独身女子」vs「子育て女子」の戦いです。

私は「独身女子」の立場ではありますが、育児に関する制度が整っていくことに何の不満もありませんでした。というより、それが当然だと思っていたのですが、独身女子たちは「同じ賃金で働いてるのになぜ育児者に有利なものばかり。自分達にも何かあってもいいんじゃないか」という考え方を私にもぶつけ、同意を求めてきました。そんな考え方もあるんだとちょっと笑えたりもしましたが。

同じ女性として、子供を産み育てる選択をした人を応援できない人もいるんです。

そう考えると色んな背景を持つ人が多数存在する社会において「平等な制度」なんてあり得ないと私は思っています。

様々な人、様々な制度が存在する、そのなかで何が自分にとって最適なものなのかを探すこと、そして自分にとってより良いものが作れるのであれば作る努力をすべきではないでしょうか。

子孫を残すことができている人を私は心から尊敬し、応援しています。


4.それでも恋愛はする
色々な考え方を受け入れる事が大事

色々と思うことを書いてみましたが別に結婚が悪いことだとは思っていません。ただ私自身にはその制度があわないだけです。

ちゃんと人を愛して恋愛します。今でもしています。

一緒に過ごす時間はかけがえのないものです。

お互いがそれで納得し合っていれば何の問題もありません。

今日こんな事を書こうと思ったのはついさっき山口真由さんのとある記事を読んだことがきっかけでした。興味のあるかたはまた読んでみてください。

女性と男性の2種類でこの投稿をしていることにも少し違和感を感じていますが、今回は例として書いてますのでお許しを。時代の流れという言葉に寄りかかることなく、本当の意味での多様性、D&Iを受け入れられる社会になること願いつつ。


山口真由「"結婚したいけど、できないんです"と答えていたのは間違いだった」 いままでの生き方は"ずるかった" #POL


それではまた!


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