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ワカレオタマボヤの研究について

こんにちは"ただの"ケンタです。なぜ、"ただの"と強調しているかは一つ前の自己紹介をご覧ください。
さて、今回は僕が携わっている海洋プランクトンの研究についてお話しさせていただきます。

皆さんはワカレオタマボヤという動物プランクトンを知っていますか?ワカレオタマボヤは構造が単純であるがゆえに発生学の研究で用いられることが多い海洋プランクトンです。しかし、分布や海絵の絵今日はわかってないことがおおく、未知の可能性を秘めた生き物です。
僕達はワカレオタマボヤが海の保全活動やいのちが生まれる豊かな海に関係すると考え、関西大倉高校さんと大阪高等学校の合同チームで研究をしています。

研究内容は二つあり、一つはワカレオタマボヤの生存に関係のある成分を調べるということです。僕達は去年硫化水素に目をつけ、研究をしたのですが、思うような結果が得られませんでした。なので、今年は重金属など別の物質の影響を考えています。
もう一つは環境DNAを用いた個体数調査です。ワカレオタマボヤのバイオマス量がカイアシ類に次いで2番で、世界中どこにでもいるといわれていますが、実際に採水しても見られない場所があります。環境DNAを通してその場所にワカレオタマボヤがいないのか、見つからないだけなのかがわかると期待しています。

先日も合同でオタマボヤのDNAを抽出する実験を行ったのですが、次回はそれについて書こうと思いますので、興味のある方はぜひ明日もこのnoteに足を運んでください!!

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