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呑気症が治った話をします。

みなさんこんばんは。私です。

ところでみなさんはゲップはでますか?

私は(盛ってますが)250〜300回/日くらいでます。80dBくらいのな。13年間くらいな。


でも、10日で治りました。

色々と試したつもりですが、結果的に完治に至ったのは私の場合は鍼治療でした。

今日は呑気症の症状、及び治療と考察について書きますが全て私個人の身に起こった事象でありサンプル1に過ぎません。専門家でもお医者さんでもないので参考程度にして頂きたいのですが、一人でも呑気症に悩む方の改善への意欲に繋がるキッカケになったらいいなと思います。

今回は、ドンキショウのお話と体験談と励ましの内容です。メインは励ましです。

呑気症って、まず何なんだ。

呑気症(どんきしょう)と読みます。空気嚥下症(くうきえんげしょう)とも云います。要は、空気を通常よりたくさん飲み込んでしまって、ゲップ・しゃっくり・オナラが大量に出るということが主訴とされているものを指します。

人によって、原因によって何が出るかはその人次第なのですが、私の場合はとにかくゲップが大量にでていました。あと、下腹部の膨満がえげつなかったです。

何よりもツライのが、病気としての認知度が低く、自覚症状があってもゲップだしな。死なないしな。ということでお医者さんも患者側も特に気にしなかったりするので、治療法が確立していないことだと思います。

色々読んだのですが、こちらのサイトに書かれている説明が個人的に最もしっくりきました。2016年の記事です。

なぜゲップ出るんだ。

そんなんこっちが聞きたいのですが、自分的に考えた理由について語ります。

①横隔膜がやられてる。

横隔膜には食道裂孔という食道や血管などが通る穴が開いています。その穴が食べ物・飲み物が通る時に開閉するのですが、どうやら何かしらの理由で開閉しなくなっているぽい。(横隔膜の疲労?)

最初に行った内科でさ!多分そのお医者さん分かってたんやと思うけどさ『食道と胃の間の弁がバカになっとる!』とか言って『心療内科でも行ったらどうですか』とか言うてきおってん!適当か!腹たつ!

②くいしばってる。

この症状について調べていくうちどうやら呑気症は現時点では歯科医院での治療が最も進んでるっぽいです。無意識に奥歯をぐぅぅぅっとくいしばってしまう頑張り屋さんのあなた。思い当たる節ありませんか。

くいしばりについては歯が擦り減る(歯ぎしり)、歯肉減退、睡眠時無呼吸症候群などの原因になりますが、その中の一つにかみしめ・呑気症候群というものがあります。(ストレス?噛み合わせ?口呼吸?)

マウスピース治療や噛み合わせの調整を行うことも歯医者さん次第では対応頂けるかもしれません。歯がすり減ってる人や、歯茎が減退している人はこのケースが多いかもしれません。

③息すんの下手。

鍼の治療院で教えてもらったのですが、どうも私は呼吸がすごく浅いみたいです。調べたところ、どうも女性はお腹に婦人科系の臓器を有しているためか腹式呼吸があんまり得意ではないみたい。さらに人間はどうやら息を吸うのは得意吐くのが苦手なご様子。過呼吸の時とかも、生命を守ろうと必死に吸っちゃうもんね。

あえてスピリチュアルな書き方をするなら、みんな今 持ってるものをまず手放して、それからじゃないと新しいいいものは入ってこないよね。てことです。(自分はスピリチュアルは全然わかりません。)

そして、浅い呼吸・吐き切らない呼吸をする時に斜角筋を疲労させているみたい。あの有名な胸鎖乳突筋の裏側にある、あれです。

息するのに上手いも下手もあるんかい、とちょっと引きました。

④結局ストレス?

①〜③の原因はそれぞれが自律神経失調症の一部として、単体で理由になることもありえますし、その理由の発生する引き金になっているのが結局ストレスということも考えられます。

もしくはそれぞれが同時発生的に、密接に関係しているとも考えられます。

自律神経失調症ってさぁ・・・症状のバリエーション多すぎて、地球人全員何かしらなってるやんと思ってしまいます。その中の一つなのかなぁ。

症状と治療(私の場合)

発生22歳 残業25時間/週 に突入したとき突然扁桃腺がめちゃくちゃ腫れ、ものを飲み込むのが辛くなる。腹部膨満(身長155cm体重43kgくらいで腹囲85cm)が始まり、内科に行くも心療内科を勧められ気分が萎える。ゲップがたくさん出始める。

それからIBSガス型も疑い、運動をしたり市販のお薬(ガス●タン等)を飲んだり、腸内洗浄を試したり乳酸菌を摂取したりするも、便通ばっかり良くなって、ゲップとぽんぽこお腹は依然改善せず13年経過。

YouTubeで大阪で呑気症の研究をしている先生の鍼灸院の存在を知り、一瞬で連絡して2回の通院で完治。ちなみに鍼治療は初めて。

鍼の治療については完全に素人でよくわからないまま施述を受けていたので、内容と狙いについては割愛しますがざっくり感想を述べますと、背面の肋骨の間から長い鍼を打って横隔膜を刺激していたようで、通常の鍼より つーーーん とした痛みがあったような?気がします。ちょっと刺激が強いので、患者さんが耐えられないと先生が判断した場合にはすぐに鍼を抜いてくれます。斜角筋をほぐすための通常の鍼もしてくださいましたが、それは全く痛みを感じませんでした。

効果的なのではと思う生活習慣

鍼灸院で頂いたアドバイスや自分で調べたものの中から個人的に効果があったように感じたものです。

・腹式呼吸を心がける。夜寝る前とかに腹式呼吸を練習します。勝手に呼吸が浅くなっていくので、身体に深い呼吸を教えるためです。とにかく吐き切ってから、勝手に入ってくる量の吸気の量を覚えます。

・口テープを使用する。睡眠時の口呼吸を防止するためと、舌低位になることによるくいしばりの抑制を目的としています。テープは普通のサージカルテープを使用しています。※口呼吸がよろしくない件について、また詳しく勝手に語りたいと思います。

・ちゃんとしなきゃ。って思わない。頑張ろう!はいいのですが、ちゃんとしなきゃ!は意味ない。という情報を自分に埋め込みます。ちゃんとしようとしてちゃんとできてないやん。実際ゲップ止まらんし適当に行こうぜ、と一旦落ち着くための手段です。予定詰め込まないことも有効です。

・甘いものと脂っこいものを控える。これは個人差がありますが、私は特に馬鹿みたいに甘いものを一日中摂取していましたので、甘いものを減らすだけで随分と楽になった気がしました。

・炭酸飲料、タバコ、アルコールは良くない。特に炭酸飲料はあんまり飲まないようになりました。

まとめと励まし

ゲップはほとんど出なくなりました。いや出るけど、無駄打ちがないというか、意味のあるゲップしか出なくなりました。一日に10〜15回くらいでしょうか。それでも普通の人より多いかもしれないのですが、自分にとっては大きな変化です。

13年間も何してたんだと思いました。きっかけさえ掴めば10日で治ったようです。

ゲップが大きな理由であったか不明なのですが、私は大量のゲップで悩まされ始めた頃から、なぜか下腹部の張りがえらいことになっておりました。食後なんかは特にひどく、ゲップもさることながら 立ったら足の爪先が見えないくらいです。

そこで腹囲の変化について報告します。(妊娠してません。)

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変な話、下の方が体重は重いです。不思議(出産してません)。あ!いちびって お腹はちょっとへっこめてるよ!

治療前の方が、お腹が出っ張って苦しくてそれを守ろうとしてか腰がかなり反っていて腰痛もありました。いや、それはまだあるのですが、随分とましになりました。

痛くないから、目に見えないから、格好悪いから、なかなか治らないから、結構ツライと思います。でも、絶対に身体からのサインていうだけのことなので、理由さえ見つければ治ります。

私はこの13年間で自分よりひどいお腹の出っ張りの人や、自分より派手なゲップの人を見たことがありませんでした。でも、治るから。

なので、あんまり深刻に考えず、楽にいきましょう。治るから。

そして、症状に気づいたら早めに医療機関を受診してみてください。もしそこで満足のいく結果が得られなければ、鍼灸や漢方などの東洋医学を用いた治療も視野に入れてみてください。意外と、理解してくれる人がいます。

ゲップやしゃっくりが大量に出るのも、お腹が出っ張るのも、あなたが怠惰だからではありません。そういうサインを身体が出しているよ、というだけのことです。

頑張りましょう。大丈夫です、治るから。

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