四季のフォトスポット 陽春 2.大阪 3.奈良 4.兵庫 5.和歌山
2.大阪
2_1 万博記念公園・花の丘
春爛漫を楽しめるポピーフェア
万博記念公園では毎年人気のフラワーイベントが開かれる。
四月に開催されるのは、自然文化園西側の花の丘一面に広がる、約三八万本の花畑を一望できる「ポピーフェア」だ。
豊富な花色が特長のアイスランドポピーやシャーレーポピーなど、春爛漫を楽しめる空間だ。
2_2 万博記念公園・日本庭園
四月の日本庭園は、藤、サツキ、山吹・・。
多種多様の花が咲き乱れ、春を満喫できるスポットだ。
2_3 毛馬・桜ノ宮公園
大川の毛馬洗い堰から下流の天満橋までおよそ4㎞の河川敷を利用した河岸公園。
右岸には造幣局や泉布観など明治初期を代表する建築物がある。
大川の流れに沿った桜並木のプロムナードには、天満橋から桜之宮橋(銀橋)あたりを中心に、ソメイヨシノ、山桜、里桜など約4800本が植えられており、夜遅くまで沢山の花見客で賑わう。
3.奈良
3_1 花の郷・滝谷花しょうぶ園
女人高野と呼ばれる室生寺に程近い瀧谷地区にある花しょうぶ園。
その名のとおり、一万坪の敷地に600種100万本のハナショウブが咲き乱れる花の名所として知られているが、桜、シバザクラ、テッセン、ハマナス、スイレン、アジサイ、コスモスなども栽培されており、四月には枝垂桜が見事な風景を作り出す。
園内には苗を売る売店をはじめ、バーベーキューコーナー、食堂、みやげ店などがあり、花を眺めながら一日かけてゆっくりと遊ぶことができる。
4.兵庫
4_1 淡路島・諭鶴羽ダム
淡路島南エリアを流れる二級河川・三原川水系の源である諭鶴羽川に洪水調節を目的に作られた諭鶴羽ダム。
ダムの周辺には、約八百本ものソメイヨシノが植えられ、さくらの時期には、島内外から美しいさくらを観ようと多くの人が集まる。
4_2 淡路島・あわじ花さじき
花の名所「あわじ花さじき」では、毎年一月中旬から四月下旬まで早咲きと遅咲き菜の花を時期をずらして植えているため、約百万本の菜の花が順次開花する。
花畑は標高200mから300mの穏やかな丘陵地に広がり、見渡す限りの菜の花が丘陵地の一帯を黄色く染め上げる。
4_3 舞子公園から明石海峡大橋を撮る
本州と淡路島を結ぶ明石海峡大橋の迫力を堪能するには「舞子公園」がオススメ。
公園の真上に橋がかかっているので世界一の吊り橋を至近距離で見上げることができ、さらに橋の下には歩いて渡ることができるプロムナードが設置され、空中散歩も楽しむことができる。
天気の良い夕方には、橋のシルエットと夕焼けを同時に見ることもできるまさに絶景尽くしのスポットだ。
4_3 赤穂岬公園
一目五千本ともいわれる桜の名所。
瀬戸内海国立公園である赤穂御崎の春は、瀬戸内海を背景に1700本のソメイヨシノが咲き誇り、海と桜のコントラストが素晴らしい撮影スポットだ。
瀬戸内海を背景に咲き誇る桜が楽しめる。
東御崎展望台広場には大石内蔵助の銅像が赤穂の街を眺めるように建てられ、赤穂浪士と一緒にお花見しているような気分に浸れる
5.和歌山
5_1 道成寺
能や歌舞伎で有名な安珍清姫伝説の舞台として知られる道成寺。
エドヒガンとソメイヨシノが半々で、開花を長く楽しめる。
宝仏殿には国宝の本尊千手観音はじめ二十数体の仏像群が拝め、縁起堂では絵巻を見ながら「絵とき」を聞くことができる(有料)。
千三百年の歴史の中でいつくもの不思議なできごとがあったと伝えられている。
七不思議のひとつである入相桜はかつて和歌山県の天然記念物に指定されていたが、一度幹が折れたものの今ではまた大木となり花をさかせている。
5_2 和歌山城
こんもりと緑茂る虎伏山に白亜の天守閣がそびえ、徳川御三家の威容にふさわしい風格を醸し出す和歌山城。
城内にはソメイヨシノを中心に約六百本の桜が咲き乱れ、岡口門から二の丸庭園まで風情ある桜並木が続く。
一の橋付近のしだれ桜も美しく、他にも、和歌山城公園敷地内の各所で桜を楽しむことができる。
5_3 紀三井寺
紀三井寺の境内には約五百本の桜の木が植えられている。
関西では、早咲き桜の名所として有名で、松尾芭蕉は、せっかく花見を期待してきたのに、既に散始めていた桜を仰いで
みあぐれば 桜しもうて 紀三井寺
と詠んでいる
開花宣言の目安となる和歌山地方気象台指定の標本木・ソメイヨシノが本堂前にあることから、「近畿地方に春を呼ぶ寺」として知られている。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?