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自己紹介~山あり谷ありの簿記学習

簿記検定というと、資格試験の中では、馴染みある資格。
「簿記、持っています!」という方に巡り合う確率は、いままでの人生、高かった気がします(事務の仕事をしていたためでしょうが)。
たとえ「検定を受けたことはない」という方でも、簿記の名を耳にしたことがないという方はいないでしょう。

私自身も簿記資格を持っている数多の1人です。
現在、簿記とは無縁のある士業で開業していますが、簿記が好きです。
好きなだけで、会計士や税理士の資格を保有しているわけではないため、生業とする機会がありません。
簿記資格を役立てるとしたら、これから取得を目指す方に教えることぐらいでしょうか。
そこで、簿記検定対象者向けに、学習方法等、ランダムに取り上げていきます。
 
検定を受ける予定のない方がご覧になることもあるでしょう。資格を取得するほどではなくても、簿記のしくみを知っていて損はありません。面白さが伝わる内容を書いていきたいと思います。
 
私が簿記のことをなぜ書こうとしているのか?
自己紹介を兼ねて、私と簿記との波ある半生について記してみます。
 
🌸大学の経営学部に進学が決まったことを機に、簿記検定の勉強を始める。3ヵ月間の学習で、日商簿記検定3級に満点合格。「簿記に向いているかも」と浮かれた気分になる。
 
🍂そのまま2級にチャレンジ。テキストは、堅そうな内容のものを選んでしまった。それがために、なかなか内容を理解できず苦労する。苦痛に感じ、2回目に合格すると、とっとと簿記から離れる。
 
🍂社会人になって何年か後、社労士試験にチャレンジ。その勉強中の身ながら、「簿記の資格を活かせるんじゃない?」と、知り合いから会計事務所の求人票を見せられる。応募し、面接を受けてみたら採用され、事務経験を積む目的で3年間働く。それでも、簿記検定の復習をする気にはなれないままであった。
 
🌸社労士に関わりある仕事をしたかったが、なかなか見つからず。一時期あきらめ、経理の仕事を希望することに。そんな中、以前勤めていた会計事務所から声がかかり、そこへ戻る。一方、16年ぶりに簿記の復習をしてみる。ここで、TAC出版『スッキリわかる~』シリーズを使ったところ、あまりにもスッキリ、スイスイ復習が進み、長年の簿記コンプレックスを解消。
 
🍂勢いに乗って、日商簿記検定1級を受けることに。完全独学だが、茨の道を歩む。3度も不合格(2回目、3回目は合格点まで2点足りず)。「センスがないのではないか」と何度も悩む。

🌸それでもあきらめず、4回目でようやく合格の日の目を見る。とはいえ、受かった後は、別ブログで検定受験生向けに、論点の説明を多少書いていた程度。社債や退職給付の記事については、そこそこ、現在もアクセスいただいている。
 
🌸社労士事務所の開業を決意。給与計算の仕事をしていくにあたり、「年末調整はどうなる?」と考えているうちに、「税理士の資格があれば……」と思いつく。引継ぎの関係で退職までの期間がだいぶあったことから、税理士試験の簿記論・財務諸表論の受験を決意。1級合格から5年間のブランクがあったものの、残業もしながら、半年間で簿記論に合格。
 
🍂財務諸表論は翌年、2度目で合格。それ以降、税理士試験は断念。税法を独学で受かるには自分の限界を思い知り、科目合格者に留まったまま。
 

以上、簿記とは切っても切れない、腐れ縁の関係にあるようです。
しかし、社労士になることを一度あきらめたとき、簿記の存在に心を救われました。
その簿記の面白さに引きずり込んでくださった、TAC出版の『スッキリわかる~』シリーズ様。この場で御礼申し上げます。
 
書籍には到底及びませんが、私自身も簿記の魅力を自分なりにお伝えしていければと思います。
特に、独学で頑張っている方の支えに少しでもなれればと願っています。

よろしくお願いいたします👩‍💼
 

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