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【読書徒然】真面目にマリファナの話をしよう

自分の知識の無さ、
当たり前だと思っていることの狭さを感じていた中で
図書館を歩く中で目に留まり、手に取った一冊。

【この本を手に取るまで】

好きだった人は
ラップやレゲエをよく聴いて、
日本の歴史は好きだけど、
それと同じくらいに海外文化が好きな、
他の人からしたら、少し尖った人だった。

わかりやすいくらいの箱入りで育った自分とは
見ているものや好きなものも違って
その尖った部分が好きだった。

だから、話しているときは学ぶことも多くて
純粋に楽しかった。

でも、だからこそ
今までの自分の常識にはない
相手の価値観もあった。

常識が壊れていく瞬間が好きなわたしにとって
それは最高の楽しさだったけれど、
自分が気が付かないうちに咄嗟にしていた反応で、
相手を不快にさせていたりもしたこともあったのかなと
思っていた。

たとえば
tattooや、男の人の長い髪、
MacBookに貼られた大麻を形取ったシール。

多様性を受容したい自分なのに、
いいね!って言いたいのに、
咄嗟に出てしまう驚きや抵抗感を拭えない。

そんな自分が嫌で
ここ最近は
自分の知らない世界をなるべくたくさん見たいなと
以前にも増して、思うようになった。


さて本題。

【読了での学び・備忘録】
ざっくり大麻の概要を理解できた
・大麻と一括りにしても、いろいろな種類がある
・最近流行りのCBD以外にも、成分がある
・効能や副作用もいろいろある
-それぞれどの成分が作用しているのか
-どうしたら効果最大化/低リスク化できるか
・ビジネスとしての白地も大きいと見えるが、主に以下の3つ
①栽培 ②製造 ③小売


あくまで、この本は
歴史の紹介や現在のアメリカの状況、大麻の概要を
伝えてくれているに過ぎない。
詳しいことは、
また別途インプットしないといけないなと。


【key text】

今、アメリカでは年間2億人以上の人口が、医療上の必要から、カンナビスを合法的に治療に使っていると言われている。そして、多数の患者たちの症状が軽減され、クオリティ・オブ・ライフが上がっていることを示す多くの調査が存在する。

生きたい、痛みなく生きたい、という気持ちは万国共通のものだ。けれどカンナビスという「薬」へのアクセスは万国共通ではない。各国にそれぞれのルールや法律がある、ということは理解できる。ただそのルールが敷かれた時に存在していた理解や前提が間違っていたとしたら?そのときわからなかったら新しい事実が科学的に証明されているのだとしたら?それでも一度つくったルールを守り続けることに意味はあるのだろうか?

この質問を最後に、筆をおきたいと思う。


特に個人的に興味が深い
Quality Of LifeやQuality Of Deathを
豊かにする選択肢として、大麻があること
そしてそれを合法としている場所が増えていることは
きちんと理解しておきたい。

Quality Of LifeやQuality Of Deathを
豊かにする選択肢が様々あるのだと知ることは
自分や自分の周りの大切な人たちのために
本当に大事だと思う。


そんなこんなで
久々にQuolity Of Deathに考えるために
次の本を選んだ。

そこに関しては、また次回。

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