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人生フラフラロンドン日記 ~Week 2~

ロンドンで生活を始めて2週間経過。先週は嵐が来たりと天気がひたすら悪かったけど、今週は晴れ間が大分続いていた気がする。久しぶりの晴れの日に、やっぱり陽光は人を元気にするんだなと実感した。ひどかったホームシックもだいぶ落ち着いてきた。けれど未だにふとを顔を見上げる時に自分が東京にいるのかロンドンにいるのかがわからなくなる。それぐらいまだ夢見心地なんだと思っていたい。今週も相変わらず部屋を探していた。ホームステイは3月中旬までだから、あと2週間中に新居を見つけ出さないといけない。

マジで家探しストレス過ぎる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

家があるってやっぱり安心感凄い(そりゃそうだ)

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引っ越し中の人

ロンドンでは割と引っ越しが活発なんだと思う。日本みたいに細かい手続きがないからだろうか。あっても敷金代わりのデポジット。契約期間が最低3ヶ月の物件も多く、手続きも手軽。賃料は高すぎるので大多数はシェアハウスが王道。シェアハウスといってもリビングがないけど各自部屋があってトイレ、バス、キッチン共用みたいな物件が多い。大体の部屋は最低限の家具、ベッド、ワードローブ、テーブルが置いてあるぐらいでベッドのシーツ、掛け布団等は自分で買うのが基本みたいだ。このようなシェアハウスでさえ、ロンドンでは月10万円ぐらいするので「港区で部屋借りれるじゃん」なんて考え始めると結構落ち込む。

「借りるのは楽」、だからこそ様々なトラブルが絶えないらしい。大体の不動産会社の評判が星1だし、口コミもボロクソに書いてあって笑ってしまう。先週、洗濯機はないけどもかなり破格の一人暮らし物件を見つけて舞い上がって内見に行った。そして送られてきた契約書。

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ナニコレ?

内見の感じは良さげだったけども不動産屋の口コミと契約書がかなり怪しかったので身を引いた。あとは最低3ヶ月で部屋を変えられる世界で、最低期間が1年間だったのが心配だったのもある。

そして今週は内見行った部屋で「住みたいなら物件のキープ料、置いてくよね?」とウシジマくんみたいな革ジャンの男3人ぐらいに囲まれたのもめちゃくちゃ怖かった。(※不動産屋です)

ストレスだ…来週こそはいい部屋を見つけたい…

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2週間経って自分のことを考える余裕が出てきた。まだ次に住む家は見つかってないし、相変わらず友人もいないけども。SNSで僕と同じビザの名前を検索にかければ、誰もが誰もこのロンドン生活を充実させているように見える。だからこそ彼ら彼女らの言う「ここにいるからにはこれをしなきゃダメだ!」的な言動には自分にとって強い支配力があった。まるでそれが正義のように思えて、見かける度に置いてかれてしまっているような気持ちになっていた。

けどYMSのビザなんて年間で1500人もいる。その中でTwitterで見かける人なんていつも同じ名前、たかが20人そこらだ。SNSは自分の上手くいっている部分を写すツールでしかないのだと言い聞かせてるうちに何かどうにでもなる気がしてきた。僕は僕でヘラヘラと笑って生きていこうと思う。

「なんでロンドンに来たんだっけ?」

なんて自問自答を辛くなる度に繰り返していたけど、そんなのはただロンドンが憧れの街だったからでいいのだ。僕の生活はまだまだ始まったばかり。

出国前に友人がくれた「何者にもなれなくても何かを為せる人間になれていたら御の字じゃないか」という言葉がすっと自分を助けてくれている。

イギリス生活はまだまだ続く。

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「Panko Chicken」って何だろうと注文したら普通にパン粉でした。カツ!

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