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50代ヨガ講師の私がバブル期にヨガをはじめて知ったきっかけとは

私がはじめてヨガをちょっとだけ経験し、やめてしまった過去を思い出したので、その頃の記憶をたどってみました。


30年前、私が感じたバブル期とは

私がバブルを経験したのは、20代前半の頃だったと思います。30年ほど前ですね(;’∀’)
高校卒業後、就職した会社を2年で転職し、ショッピングセンターの貴金属店で接客業をしていた頃でした。

この頃はバブル後半。

といっても私の場合、特にお給料をたくさんもらえていた訳ではないんです。高卒で初任給11万5千円ぐらいでしたし、テレビで語られているような華やか印象はありませんでした。

経済のことはよくわかりませんが、とにかくお金が回っていて、お財布からお札が出ていってもまた入ってくるから、全然大丈夫!

みたいな感覚はあったかな。

ファッション雑誌「with」のワクワク感

当時、洋服が大好きな私は毎月「with」というファッション雑誌の発売日を心待ちにして夢中で見ていました。

会社に持ち込んで休憩時間もです(笑)
好きなモデルさんが着ている服のブランドをチェックしては、

お給料が出たら休日は楽しいショッピングの日々。

まだバブルがはじける前でした。

私の住んでいるところはすごく田舎で、雑誌に出てくるような洋服は、都会に出ないと買えません。しかも結構なお値段。

今の若い方たちは、いいなぁ。
だって、おしゃれな服が安くて手に入るじゃないですか?

あっ、話がそれました。なぜ数ある雑誌の中で「with」が好きだったかというと、

内容がファッションだけじゃなくて読者の投稿コーナー、OLの会社でのあるある記事(主に人間関係や恋愛)を読んでは

「わかるわー」なんて共感したりして

隅から隅まで読んでいました。

現在は、SNSやブログでたくさん読めたり、ファッションも楽しめます。

でも、ちょっと情報量が多過ぎるかも。

あの頃の雑誌を手にした時のワクワクした気持ちは、忘れられないですねぇ。

先日、本屋さんの雑誌コーナーで「with」らしき本を何気に手にしたのですが、デザインや内容が全然違っていました。

そりゃそうですよね30年前ですもん。

「JJ」が好きだった友人に連れられ東京に行った目的は

ある日、友人Nちゃんが、「カリスマ美容師に髪を切って欲しいから東京に行かない?」と誘われました。

看護師だったNちゃんの収入は同世代の中では、多い方だったと思います。

それだけ大変な職業なんですけどね。

彼女もファッションが大好きで愛読の雑誌は「JJ」でした。今でもありますよね。

当時、カリスマ美容師なるものがテレビや雑誌で取り上げられ、ステキなヘアスタイルにしてくれると話題でした。

私は、面白そう!行く!
とすぐにオッケーの返事(私は買い物のみ)

美容室に行くために新幹線で東京に行くなんてフットワーク軽過ぎますね。

若さ恐るべし。

はじめての東京はとまどいの連続

東京は小学校の修学旅行以来で、あまり覚えていないので、ほぼ初めて。

私とNちゃんは東京駅ですでに上京し、働いているもう一人の友人Sちゃんとおちあいました。

駅の路線表を見ても全然訳わかんない!
Sちゃんに必死で付いて行く。

東京の人は歩くのが早い、ぶつかっても謝らない(たまたまかな)が感想。

Nちゃんはスタイルが良いし、美人さんですでに東京になじんでいる感じに見えた。

なのに、満員の電車内で静岡弁でおしゃべりしてきて…
しかもかなり声が大きい^^;

そのギャップがおもしろいんですよね。

私は、田舎者と思われないように頑張って標準語使ってたのに(他人軸な私)

Sちゃんいわく、「東京には地元の人なんて少ないよ、ほとんどの人は地方出身者だよ」と

そうなんだ!みんな東京で垢抜けて染まっていくのか(木綿のハンカチーフのようね)←古!

そしてNちゃんは、カリスマ美容師にステキなヘアスタイルにしてもらい、

その後1泊2日(Sちゃんのアパートに泊まる)3人でショッピングを思いっ切り楽しんで東京をあとにしました。

帰りの新幹線の中で「東京は住む所じゃないな、遊びに行く所かな」が正直な感想。

Nちゃんとのエピソードはこれからの投稿でも度々出てくると思います(笑)

歳を重ねて「物を持たない生活」になった今

歳を重ねて最近では、すっかり物欲が減った今。大好きな洋服も一着手放してから買うことにしています。

いかに物を増やさずに過ごすか?
「これ本当に必要な物?」
1度立ち止まって考えます。

とにかくシンプル。

Simple is the best!

が現在の私のテーマ。

あんなに物欲まみれだった私が・・・人間変わるもんですね。

ヨガ哲学で「サントーシャ」足るを知る
私達はすでに十分持っていて、"ある"ものに目を向けて感謝するという教えがあります。

でもね、正当な欲はあっても良いと思います。要はバランスが大事かと。

ヨガを知ったきっかけはファッション雑誌の付録だった

ある日、withに「ヨガのおかげで心も身体も元気になった」というモデルさん?二人が載った付録が付いていました。

いろんなヨガポーズのやり方、呼吸の仕方を紹介しているものでした。

私はその時、はじめてヨガというものを知り「そうか、ヨガをやるとこんなステキな女性になれるのか!」(単純)

と思いさっそく、付録を見ながらポーズをとってみたり、説明通りに呼吸をしてみたりしました。

が、つまんない・・・

体育会系(スポ根世代)の私は、家で筋トレやストレッチをして身体を鍛えることが好きでした。なのでゆったりとした動作がまずムリ。

説明を読みながらポーズをとるのもストレスだったし、全然心地よくない。

「やっぱり直接教えてもらうのが一番いいのかな?でもこんな田舎にヨガを教えてくれる所なんてないし、所詮、都会のおしゃれな女性たちがやるものなのか」と思い、

興味も薄れていきました。それでも気になるのか、その付録は捨てずに本棚の隅にずっと置いてありました。

もちろん今はもうありませんが^^;

これがヨガを初めて知り、ポーズをとってみたものの、速攻でやめてしまった経験です。

のちにヨガが私にとって生活に欠かせないものになるなんて・・・

その辺の話はまたの機会に書きますね。

最後に

今回は私が、ヨガをはじめたのは40代からだと思っていたのですが、

ヨガを知ったのは20代前半だったと気付きました。

その頃を振り返ったらあんなこともあった、こんなこともあったなと、どんどん出てきたので書いてみました。

まだ書き足りないかも(笑)

またお付き合い下さいませ。
最後までお読み頂きありがとうございました。


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