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第30回 朝にヨーグルト食べたら太るの?!

こんにちは。
楓です。

♯30 朝にヨーグルト食べたら太るの?! on stand.fm

本を読んでいて
衝撃の内容があったんですよー。。笑

朝にヨーグルトを食べると太る!!
って、書いてあって。。
もう、びっくりです。

朝、普通にヨーグルト食べますよねぇ。。
(私が食べてたのは
プチ断食中じゃなかったけどさ。)

こういう情報を読んだ時って。
今まで信じていた健康って
なんだったんだろうって思いますよね。

私も
まったくもって今そんな感じ。笑

自分の中の情報も
日ごろからアップデートしていかないと
ダメなんだなぁって思います。

と、いうことで今日は
朝にヨーグルト食べると太る!という衝撃の内容を
調べていきたいと思います。

まず、この記述がどこにあったのかというと。
こちらの本。

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事 デイヴ・アスプリー

この方はものっすごく自分で色々検証してるんだよね。
で、その中でこんな内容が出てくるの。

1週間、完全無欠コーヒーに
腸内細菌の大好物のプレバイオティクス食物繊維の強力な供給源
キクイモのエキスを加えた。
と同時に、市販の耐胃酸性プロバイオティクスのカプセルも飲んだ。
その結果は? 1週間で5キロ太ってズボンが入らなくなった。

引用:朝、ヨーグルトを食べると太る

※キクイモのでんぷんはイヌリン。イヌリンは善玉菌のエサになる。
それと胃酸で溶けない乳酸菌の入ったカプセルを飲んだってことね。

なんだってー!?!ってなるよね。
珈琲の中にヨーグルトと同じ環境を作り出して試したら
1週間で5Kg増量だとさ。

そんな、恐ろしい。。
そんなことってある?!

おおげさなんでないの?w
ヨーグルトのいったい何がいけないのさ!!!!

ってなったよ、私。

これは、調べるしかない!!

まず、この話を理解するには
絶食誘導脂肪因子(FIAF)を知らなくてはなりませぬ。

絶食誘導脂肪因子FIAFの役割→
体に脂肪を貯蔵させる
リポ蛋白リパーゼ(LPL)という酵素を阻害すること。

FIAF濃度が高いときに余分な体脂肪が燃やされる

この絶食誘導脂肪因子、
肝臓と腸内細菌で作られてますが

腸内細菌の絶食誘導脂肪因子、生成のルール

腸内に糖やでんぷんがない→絶食誘導脂肪因子(FIAF)を生成
腸内に糖やでんぷんがある→絶食誘導脂肪因子(FIAF)が抑制

腸内の糖やでんぷんが
なんで関係あるのかといいうと
この絶食誘導脂肪因子ってやつはインスリンで鈍るから。

(糖やでんぷんが分解されて
血中に入るとインスリンが出るもんね。)

でもなんでヨーグルトなの?ってなるよね。

肉や魚同様、ヨーグルトに含まれるたんぱく質にも
血糖値を下げるホルモンであるインスリンの分泌を促す作用がある。

「より正確にいうと、インスリンの分泌量を増やすGLP-1という腸管ホルモンの分泌を促す」

引用:ヨーグルトは最初に食べる! 肥満や老化を防ぐ新習慣

こ、こここ、これじゃない???!

ヨーグルトのたんぱく質を分解すると
GLP-1っていう腸管ホルモンでインスリンが分泌
ってこと???

でもこれ、ヨーグルトは
血糖値上昇を抑える効果があるよって記事だよね。。。

ヨーグルト先に食べてたら
太らないよって記事だよね?!(ざっくり解釈)

ちょっとわかんなくなってきたから
整理する。

ヨーグルトのたんぱく質には
インスリンを分泌するGLP-1というホルモンがでる。

インスリンが分泌されると
空腹時に活躍できるFIAFが抑制されちゃうから
せっかく空腹状態で
FIAFが踊り狂ってるであろう朝に
ヨーグルトを摂っちゃダメって話になるのよね。。

ここまでは、わかったよ。

次にさっきの
ヨーグルトで太らないよ!!
っていう話はどうしてなの??を調べます。

ヨーグルトのインクレチンの話
登場人物:インクレチンホルモンのGIPさんとGLP-1さん

GIP、GLP-1の膵作用は
ともにインスリン分泌促進の方向性で一致。

インクレチンの分泌は
消化管からの栄養素の吸収が重要になるが

a-グルコシダーゼ阻害薬を投与すると
上部小腸での炭水化物の吸収が減り
下部小腸での吸収が増加する。
(上部小腸からの GIP 分泌は低下
下部小腸からの GLP-1 分泌は増加する)

GLP-1 のシグナル増強は、
食欲抑制・体重減少につながる.
GIP のシグナル増強は、
脂肪細胞への作用によって体重増加につながる.

参考、引用:インクレチンの膵外作用

ってとこからきてると思うんだよ。。。
なんか難しくて細かくはようわからんけども。。

このインスリンを分泌促進するという
インクレチンっていうやつはさ2種類あって
GIPとGLP-1っていうのがあるんだけど

膵臓では両方とも、インスリン分泌促進。
(だからFIAFは抑制される。)

腸管内では
a-グルコシダーゼ阻害薬が関連すると
GIPは低下、GLP-1は増加する。

GIP活性化→体重増加
GLP-1活性化→体重減少(ヨーグルトの方のインクレチン)

前に勉強したけど、
乳製品には
αグルコシターゼ阻害薬と同じような効果がある

ってあったよね。

だから、ヨーグルトだと
血糖値の急上昇を抑制だし
GLP-1活性化で体重減少に繋がるんじゃない?!

それがここに繋がってくるとは、驚きだ。

驚きだけど
この話がややこしくなってるのは
このあたりのせいだな。。笑

ここまでの話が
ようするにどういうことだったのかというと

空腹で絶食誘導脂肪因子(FIAF)
活性化しているであろう朝に

ヨーグルトをたべることで
インクレチンGLP-1により
インスリン分泌促進すると

絶食誘導脂肪因子(FIAF)が抑制されて
脂肪分解どころか脂肪蓄積されますわよ!

ってことが言いたかったのね???

でもさ、なんかこれも
極端な話だよね。
こういう傾向がありますって
くらいでいいのにね。

ヨーグルトを先に食べると
血糖値の急上昇も抑えられるし
GLP-1が活性化したら体重減少
という情報もあるわけだから

またもや言ってることが真逆パターン!!笑
ダイエット情報のあるあるだね、ほんとに。

こんなの
にわとりが先か卵が先かみたいになっちゃう。

そういう仕組みがあるってのはわかったけど
今回も、これ100%じゃない気がするわ。

プチ断食での脂肪燃焼活性化のためには
朝にヨーグルト食べないってのは有効かもしれないけど

(そもそもプチ断食で朝にヨーグルト食べるなんて
どこにもないしね。笑
朝はバターコーヒーのみ!ってなってたよね。)

ヨーグルト自体には
血糖値の上昇をゆるやかにするとか
腸内環境を整えるとか
メリットもあるわけだから

時間帯に気を付けつつ
ヨーグルトは食べても良いと思う。

きっとそういうことよね?
朝にヨーグルトたべたとしても
全員が100%で5kgは太らないと思う。笑

ということで
色々調べた結果の安全側の結論としては

ヨーグルトもプチ断食明けの
午後になら食べて良しとする!!

あー、ここまでたどり着くのが
なんか大変だった。。笑

ではでは、またねー!!


参考、引用
朝、ヨーグルトを食べると太る
「コーヒーと脂肪」が最強に痩せる組み合わせ
朝にヨーグルトを食べると太る?ダイエットに効果的な食べ方は?
乳酸菌が糖を分解して乳酸をつくるのはエネルギー獲得のため
ヨーグルトは最初に食べる! 肥満や老化を防ぐ新習慣
インクレチンの膵外作用
インクレチン(incretin)
書籍
ダイヤモンド社 著 デイヴアスリー
シリコンバレー式 自分を変える最強の食事
シリコンバレー式 頭がよくなる全技術

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