見出し画像

好きに生きるか、社会に合わせるか

我が家には3人子供がいる。
彼らは皆、発達相談にかかっている。

先生が素晴らしい人で、通級や支援級など、必要な時には診断名をつけるけど、それまではその子が生きやすいようなアドバイスをくれる。

私個人として、この対応はすごく助かっている。
だって私は、彼らに障害があろうとなかろうと、無理なく幸せに生きていけたらそれでいいのだから。

本当はのびのびと好きなように生きてもらいたいし、彼らに合う環境へ移動してあげればいいのだと思う。

ただ、悲しいかな、私たち親はこの場所を移動することも、彼らに合う環境を用意することも出来ない。

彼らに合わせれば、社会からは 社会不適合者のレッテルを貼られることになるし、社会に合わせれば彼らはしんどい思いをし、下手すれば潰れてしまうだろう。

今の学校教育を見てみると、幼少期から診断がついているのであれば、日本で生きていくために必要な能力を身につける為の支援体制は整っている。

ただ、我が子達のように、親はちょっと違う、死ぬほど大変と思っていても、周りに合わせる能力をもちあわせていると、本人も苦悩しつつ、親もひたすら悩む時期が長くなってしまう。

娘については中2の夏、息子はこの最近心理検査を受け、想像以上に苦悩して困っていることがわかった。
ちなみに、2人とも不登校気味だ。

この2人、一見すると周りに合わせてるし、問題行動も少ない。
でも周りに合わせようと必死に頑張りすぎて、現在は不登校という結果だ。

一方、もう1人の息子はとにかく対人トラブルが多かったため、この子が発達相談のキッカケになったともいえる。

この子を糸口に、次々と相談することになった結果が今だ。

私個人としては、本人が生きたいように進めばいいけれど、この日本ではとかく集団に合わせる能力が求められる。

正直なところ、私は親失格だと思う。

朝眠くて起きられない我が子達に行きたくないと言われると、朝から怒るしんどさが勝って、休めと言ってしまう。

我が家は、夫も持病を抱えてるし、私が倒れたら一家全滅レベルだ。

私は心が壊れたときのしんどさを知っているので、正直朝からブチギレて子どもを登校させるほどのエネルギーは持ち合わせていない。

先生に色々言われて目をつけられるか(すでに目をつけられてるとは思う)、自分と子供の心を守るかを天秤にかけたら、結局子供たちの好きなようにさせてしまう。

とはいえ、本人たちは頑張る気もあるので、来年度が始まったら、私ももう少し学校に行けるようになんとか頑張りたい。

とりとめなさすぎるが、社会と本人たちの折り合いがかろうじてつくところまで、なんとかもって行きたい。

それがこの春私がチャレンジしたいことだ。


#この春チャレンジしたいこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?