概念モデリング ワークショップ
はじめに
本記事は、”Art of Conceptual Modeling”で解説している概念モデリングについて、プレゼン形式で学習する際に利用可能なプレゼンテーション資料を紹介します。
解説用プレゼンテーション資料
資料は以下の通りです。
※ 各資料は、Knowledge & Experience の監修のもと、適宜修正更新されていきます。各資料の一ページ目に、更新日付とバージョン情報が記載されているので、目安にしてください。
集合学習の進め方
最初に、1. 基礎編を実施し、概念モデリングに関する基本的な事項を学びます。2. 概念振舞モデル編、3. 設計編は、学習者の役割に応じて実施します。
1. 基礎編
プレゼンテーション資料による解説と実習で構成されます。概念モデリングに関する必須の概念と全体像を学びます。
実施目安は、2 ~ 3 日です。4人を目安にチームを組んで演習をするとよいでしょう。
実習用の用紙と筆記用具が必要です。グループ演習用にホワイトボードや大判用紙、等あると便利です。
2. 概念振舞モデル編
モデル化対象世界の事象発生や時間経過に伴う動的振舞をモデル化するのに必要な深い知識を学びます。動的振舞も含めてきちんとモデル化したい、対象世界の厳密なシミュレーションを行いたい場合に、基礎編を学んだあとに実施します。
実施目安は 1 ~ 2 日です。
3. 設計編
作成した概念モデルを、”Technique of Transformation”で解説している”変換による実装”で、実際に動くプログラムコード一式に変換する技法を学びます。ソフトウェア技術者向けのコンテンツです。このコンテンツで概念モデリングにおけるソフトウェア設計を学んだあと、BridgePoint 等のモデリングツールや、C# コード自動生成ツールを実際に使った、実践的トレーニングを行うと効率的です。
実施目安は、0.5 ~ 1.0 日です。
参考資料
一連のワークショップは、以下のコンテンツを元に作成されています。ワークショップの参加者は、単に集合教育に参加するだけで終わるのではなく、以下のコンテンツ群を、じっくり読み込んで、理解度を向上させましょう。
概念モデリング教本
チュートリアル形式で自習しながら、概念モデリングの理解を深めるための補助資料
概念モデリングのバックグラウンドをより詳密に考察したワークショップの補助資料
変換による実装教本
概念モデリング・変換による実装を基本とした、ソフトウェア設計教本
Practices of Software Engineering
大規模開発の場合のソフトウェアエンジニアリング実践集
概念モデリングを更に深く理解する、恐ろしく濃~いコラム集
実践したい皆さんへ
本ワークショップを開催してみたい方、トレーナーになりたい方は、
まで、ご連絡ください。
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