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ロゴについて

ブランドロゴを考える時に、気をつけたことについて書きたいと思います。

ロゴ

こちらが「Kae•Kota」のロゴです。
シンプルですね。笑

前回は、ブランド名について書きました。
今回は、ここに至った経緯についてです。

ブランド名を考えたら、ロゴって欲しくなりませんか?
私はなりました。
やりたがりな性格なので、いっそ自分で作ろう!と思い、自作のロゴを作ることにしました。

同じように、自分でブランド名やロゴを作った方、作ろうとしている方、いると思うんです。
今日は、そういった方へ届いてほしいなと思って書いていきます。

私の場合は、大きく3つのStepでロゴを考えました。
職業柄、いろいろ考えながら進めるのが好きなので、同じような方の参考になれば嬉しいです。


Step1 簡単な方針を決める

ロゴ作成について全くの素人でしたので、どこから手をつけるか分かりません。
どこからとか、正解はないはずなんですけどね。笑

まず初めに、「ロゴ 作り方」などで検索して、基本的なロゴの作り方を勉強しました。
広く適当に学ぶのに、ネットは本当に便利です。

ここは、専門のブログなどがいっぱいあるので、そういった記事をご覧になる方が良いと思います。
私は、あくまで自分の考えしか書けません。

ただ、この時にロゴそのものよりも、「どういう考え方でそのデザインに至ったか」を参考にするほうが良いと思います。
デザインを追ってしまうと、そっちに引っ張られてしまいます。

ブランド名やコンセプトと、ロゴは一体だと思っているので、「自分だったらこう紐付ける」「自分のブランドだったらこうする」というのを大事にしてください。
そこは意識した方が自分の中の軸がぶれなくなると思います。

私の場合は、3つ方針をたてました。
・全体のシルエットが長方形であること。
絵画に書かれるサインや、額縁の形(長方形)との統一感を意識しました。

・シンプルであること
いずれロゴ入りのアイテムを作る可能性を考慮しました。

・ブランド名に込めた意味とつながる
ブランド名(Kae•Kota)との関連です。
こちらは「step2 モチーフについて」とも関係するので分けて書きます。



Step2 モチーフを決める

モチーフは
・ブランド名の由来(ブランド名に込めた意味)
・自分が大事にしているもの
を取り入れると良いと思います。

この時に意識したのは、必ずしもそれ単体に囚われないことです。

私の場合は、猫、取り替えっこ(かえこと)、絵画、この辺りをモチーフとして取り入れることにしました。
ここで、「良し、猫をロゴにしよう」とするよりも、他のモチーフと掛け合わせて、深堀したほうが良いと思います。

深堀の方法ですが、音の響きや語源を大切にしました。
これは、前回の「ブランド名について」でも書いた通りです。

「Kae•Kota」の音の響き、特に”Ka” ”Ko” は、なんとなく四角形を連想させるように感じました。(囲い(Kakoi)、角(Kado)、括弧(Kakko))

次に、Kae・Kotaの語源「かえこと(取り替えること)」は、矢印、送る、受け取るといったイメージを連想させます。

ここに、好きなものである、 ”猫” を組み合わせデザインすることにしました。

改めて整理すると、「Kae•Kota」を作った時の、価値観の交換っていうイメージがしっかりと生きているのを感じます。

Step3 自分の好きな雰囲気を知る

ここでやっとロゴそのものの勉強をしました。
ここまで考えれば、そうそう自分のイメージがぶれることはないと思います。
あまり考えずにやっちゃうと、他のブランドロゴの、色の綺麗さや、形のおしゃれ感に引っ張られて、ブランドイメージからずれてしまうように思います。
(あくまで個人的な考えです。)

色々なブランドロゴを見て、自分の好きな雰囲気を探しました。
・手書き風
・デフォルメされてる
・横長
など・・・。
自分の中から形を見つけるのは難しいので、いろいろご覧になると良いと思います。


最後に

Step1~3を踏まえて、組み合わせてできたのが、「Kae・Kota」のロゴです。

ロゴ

デフォルメした猫を、筆で描いたようなデザインにしました。
猫は分解した矢印(<―)をモチーフとしています。
頭が角ばっているのは、額縁などからイメージを得ました。

走っているような感じが、想いを届けてくれるように感じます。
猫がいないとき、「Kae・Kota」のように使用する場合は、真ん中の文字が「・」になりますが、ロゴ込みで使用する場合(画像ファイルなどで使用する場合)は、「肉球の足跡」になるというのが、個人的にお気に入りポイントです。
(ちょっと良く分からないかもしれません…笑)

飛ぶ猫

しゅたっ!
まさしくこの画像のようなイメージです。(写真はうちの虎太郎さん)

ロゴチャーム

最初の方針通り、ロゴ入りのチャームも作成することができました。

実際にご自分でロゴを作るかどうかはともかく、後付けでも良いので、いろいろな想いを込めると素敵だと思います。

今後少しずつ変わる可能性もありますが、こうやって意味を色々与えてあげることで、長く使えるお気に入りになると思うんです。

あにー(Kae・Kota)



注意:
大々的に使用される場合は、名称やロゴが商標に引っかからないかは、確認されるほうが良いと思います。(私は、引っかからないことは確認しましたが、商標登録はしておりません。)
その辺、プロに任せる方が安心だと思います。


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