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近況報告(イラストの話とか、解説文の話とか)【出版社を作ろう17】

どこまでnoteに書いたのか、もう覚えていない。なので一通り、近況報告していこうと思う。

■HPができた

これくらいのHPならサクサクっと作れてしまう、いい時代である(嘘、死ぬほど苦戦した)。


■表紙はほぼできた

・・・が、表紙は現在色味を検討中である。まぁ有力候補はトップ画の色味だ。

素敵なイラストを手がけてくださったのはA子さん(ってここで紹介したっけ?)。

コミュニティに参加されていて、noteでも普段から素敵なイラストを発信されていたので、お願いしてみたら快諾してくれた。

そして、社会の閉塞感を描写した陰鬱とした表情を仕上げてくれたのだ。この表情は、まるで自分が映し出されたように感じる人は多いと思う(僕もその1人だ)。

僕はすごく難しいオーダーをしたと思う。「単に怠惰なだけという印象の寝そべり姿ではなく、社会に抑圧されている雰囲気を、あからさまに抑圧されているわけではない印象で描いて欲しい」といった抽象的なオーダーである。

だが、ものの数日のうちに、僕の意図を100%汲み取って300%の創意工夫を付け足して、このイラストを仕上げてくれた。「あ、もうこれいけるわ」と僕は思った。ほかにもいろいろと挿絵も描いてもらっているし、印刷に関する打合せにも参加してもらっている(というか、僕が印刷素人すぎて、かなり助けてもらっている)。ありがたや・・・。


■解説文も書いてもらった

(・・・ってのもここで書いたっけ?)

手がけていただいたのは哲学チャンネルさんである。

主にYouTubeで哲学をわかりやすく解説する動画をアップされている。もともと僕は彼のファンでYouTubeをよく見ていたのだが、あるとき、哲学チャンネルさんが読書カフェを立ち上げるというプロジェクトをスタートさせるというニュースが僕の目に飛び込んできた。

しかもDiscordでその立ち上げプロジェクトにも自由に参加できるとのことだった(※現在は募集終了)。僕は興味本位で参加させてもらい、その中で好き放題発言をしていたのだ。

実を言うと、出版社立ち上げをコミュニティ化しようと思い立ったのは、読書カフェのコミュニティが上手く運営されているのを目の当たりにしたからだ。料金もいらない。制限もない。誰にでも門戸が開かれたコミュニティなのに、生産的な議論で埋め尽くされ、マナーが守られ、気持ちよく運営されている。なら、僕も似たようなことができるのではないかと考えたわけだ。(結果、僕の方でも同様にコミュニティはいい感じだ! これが性善説に基づく、労働なき世界!)。

そして、幸運なことに僕の方のコミュニティにも哲学チャンネルさんが来てくれた。何か手伝ってくれると申し出てくれた。

僕は常々、アンチワーク哲学には客観的な解説者が必要だと思っていた。僕の独りよがりな目線では、客観視できないからだ。

哲学に造詣が深く、基本的にフラットな立場で哲学について発信している哲学チャンネルさんは、そのポジションにピッタリだった。だから僕は彼に解説文の執筆をお願いした。結果は快諾である。

ただし、条件はあった。「アンチワーク哲学に完全に同意しているわけではない」「そのことも正直に書く」といった条件である。僕にとってはむしろその方が客観視という目的が果たせて願ったり叶ったりだ。身内同士の褒め合いには説得力のかけらもない。すると、翌日のうちにこれ以上ない名文を仕上げてくれた(これは出版まで楽しみに待っていて欲しい)。


■PVができた

手元の画像素材でチャチャっと炒めた簡単な一品だが、意外とそれっぽく見える。


■名刺もビラも表札もできた

チャチャっと作れてしまうのでいい時代である。

なんか、ちゃっちくないか?


■印刷会社探し中

いろいろ当たっている状況である。


■コミュニティ運営

気づけばメンバーが40名を超えていた。なんかええ感じに回り始めている気がする。まだまだ来るもの拒まず去る者追わずである(さすがにnoteには書けないこともこっちには書いてる。のぞくと面白いと思われる)。


■クラウドファンディングに申請した

通るんだろうか。こんなので。集まるんだろうか。支援。


■会社はまだ立ててない

ちょっと現職との交渉が難航している。状況整理がつく前に勝手に立てるわけにもいかず、ちょっと寝かし中である。


■いまのところの所感

あまりにも焦ってやると、よくない。ちょっとスローダウンしようと心掛けているところである。

が、こうやって形になってくると、なんだかワクワクしてくる。大きなプロジェクトを動かしていくワクワク感。しかも自分ひとりの力ではなく、チームで連携しながら。解説やイラスト以外の部分も、メンバーの方々にあれこれ助けてもらっている。たぶんみんな楽しんでくれてるんじゃないだろうか。

現場からは以上だ。引き続き、なんとかやっていこうと思う。


1回でもサポートしてくれれば「ホモ・ネーモはワシが育てた」って言っていいよ!