完全週休6日制で同じ収入。だから育休はやめられない。

これはマジな話だ。知らない人も多いと思うが、育休中は以前の収入の50パーセントから67パーセントが育休手当として支給される上、健康保険・厚生年金の支払いが免除される。そして、週に1日だけ働けば、これで手取りは実質ほぼ育休前と変わらない。つまり、完全週休6日。なぜ、みんな取得しないのか、不思議で仕方がない。現代の貴族になるチャンスだというのに。

「会社に迷惑がかかる」と恐れる人もいるが、育休手当は会社から出るわけではない。会社の出費は週1日分の給料の支払いだけだ。引き継ぎの大変さもあるにはあるが、退職するよりはましだろう。引け目を感じる必要は一切ない。前にも書いたが、制度として存在するものを取得するだけなのだ。それが迷惑なのなら、それはもう制度が迷惑なのだ。育休を取る人に文句を言うのではなく、安倍晋三に言った方がいいだろう。

というわけで、今日は仕事をした日だ。リモートワークで。時間に追われる感覚は、たまにはいいものだと感じる。集中力もまだまだ現役だ。

自宅では集中できないと言う人もいるが、僕は逆だ。地べたに座って、こたつのテーブルでノートパソコンを使っている上、息子が泣き続ける環境は、一般的には最悪だ。しかし、職場よりは全然集中できる。人に話しかけられなければ、騒音はシャットダウンできる。

思うにデシベルはあんまり関係ないように思う。電車に乗っているとき、ガタゴトの音の方が明らかに大きいのに、電話の声の方が気になるのは、情報が乗っている音かどうかの違いだろう。あと、音声が自分に向けられているかどうかも重要なはずだ。パーティで自分の話題にすぐに気づくという、カクテルパーティ効果からもわかるように。

自分に向けられていない上、情報が乗っていない音だから、いくらデシベルが大きくても、僕は家で集中することができる。といっても、もう少し環境は整えたい。言い換えれば、書斎が欲しい。僕と同じように考える人は多いだろうし、これからリノベーション需要が伸びてくると思う。早めに物件を抑えにかかる方が賢いのだろうか。

明日はお休み。息子と触れ合いつつも、勉強時間をじっくりとりたい。なんのオチも脈絡もない記事になってしまったが、インターネット上のただの騒音だと思って、気にしないでほしい。

1回でもサポートしてくれれば「ホモ・ネーモはワシが育てた」って言っていいよ!