リモートワーク疲れってこういうことなのか?

今日も、月に4日だけある仕事の日。リモートワークだが、フルタイム勤務でそこそこ疲れた。今までなら暇でも気にしなかったが(むしろラッキーとまで思っていたが)、リモートワークで仕事がないと、ついつい余計な仕事までしてしまう。今までは出社しているだけで存在感を示すことができたが、いまは仕事をすることでしか自分の存在意義を証明できないから、不安になるのだろう。きっと、この感覚を味わっているのは、僕だけではないと思う。そういった意味でも、リモートワークは生産性を上げる一助となっているはずだ。

人間の脳は怠け者で、可能な限りカロリー消費を減らすために考えることを嫌うため、基本的に現状維持を好む。だから、一度慣例になってしまったものは、やめるのは難しい。オフィスに出社することもそうだ。「なにか、意味があるはずだ」と理屈をつけて、その得体の知れない意味が過大評価される。そして、デメリット(例えば、家賃や交通費、移動にかかる時間など)は過小評価されるのだ。(サブスクリプションサービスが儲かるのも、同じ理由だと思っている。)

しかし、いざその慣例をやめてみたら、「あれ、意味ってなんだろう?」という疑問に行き着く。そして、元には戻れない。最近、近所のスーパーが「コロナの影響」でチラシを配るのをやめたらしい。周りのスーパーもやっているから、今までもそうしてきたから、チラシは配り続けられていたが、やめたことで客足は遠のいたのだろうか?もし、変わっていないのなら、もう元には戻れないだろう。チラシにかかっていた費用はバカにならないからだ。

僕の会社もリモートワークを終えられるのだろうか。緊急事態宣言は終わったが、相変わらず「できるだけリモートで」と要請は出されている。

リモートワークのデメリット…なのかはわからないが、僕が育休に入ってからの2ヶ月の間に、社員が2人やめたらしい。理由は不明だが、この2人を思いとどまらせていたのは、もしかしたら出社することによって生じていた何らかの「意味」なのかもしれない。やっぱり「人と人との繋がりは大事」という結論に至るだろうか。

そしてもう一点。だらだらと文章を書いてきたが、今日はなんだか筆が進まない。正直、仕事も捗らなかった。ずっと家にこもっていないで、たまには電車に乗って出社をして、気持ちを切り替えることも大切なのかもしれない。要はメリハリだ。メリット・デメリットは当然ある。二者択一で考えるのはやめにしよう。

無駄な議論を一人で何周かさせて、陳腐な結論に至ってしまった。もう僕の脳みそは限界だ。

1回でもサポートしてくれれば「ホモ・ネーモはワシが育てた」って言っていいよ!