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ご自愛ください。そしてどうぞ"ご慈愛"くださいませ。

ご自愛ください。
かつてないほど、最近はこの言葉を使わせていただいている。
これまで以上に一層心を込めて。

「自愛」というよりもむしろ「慈愛」の響きの方が、
今、相手に届けたい気持ちとしては、しっくりくる。

心や体を健やかに過ごしてほしいです。
という気持ち以上に、
どうぞ自分のことをないがしろにせずに、
きちんと慈しんであげてくださいね。
と言いたいのだ。


それは、その瞬間の快楽や娯楽で心を満たす、という事ではなく、
もっと長い人生という視点でみた時に、
あなた自身の幸せに正直に向き合い、
幸せであろうとする自分に、ちゃんと許可してあげてください、
という思いを込めている。


過去にも、そのような考えを伝えたことがあった。
まずは自分を満たす。
自分をちゃんと幸せにする、と。
その時には、相手の方に、「利己的だ」と言われてしまった。
もしかしたら、私の伝えたい本意が、ちゃんと伝えられてなかっただけかもしれないけど。

その時の相手の方は、それよりも、世の中が良くなる仕組みや、
周囲の人たちの幸せのことを優先して考えたい。
自分自身のことは後回しで良い。
と言った。
自分は利他的な視点で物事を見ているのだ、と。

だけど、その人はいつも忙しそうで。
文字通り、「心」を「亡くして」るように見えた。
思想や信念はとても素晴らしいけども、
その人自身の心はカサカサしているように映ったし、
纏っている空気もいつもピリついているように感じた。


日本人は真面目だし、優しい人が多いので、
ついついそのように他者優先することが美徳だと思われがちです。


でも今、改めて思うんですよね。
やっぱり、自分自身を幸せで満たせて初めて、
他者をも幸せにできるのではないかな、と。
そしてその愛はとても純粋で深いだろうな、と。


色々と試されることが多いこの時期は、
自分を幸せにする能力を上げるチャンスだって私は思うんですよね。

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