見出し画像

リベンジ!京都の旅

古の都 京都。
にわか歴女(とても詳しいわけではないけれど、歴史大好き)のわたしにとって、この地は長年の憧れでした。
と同時に、どうしても敷居の高さを感じずにはいられない場所でもありました。

特に数年前の一人旅が散々で…
ガサツなわたしは、そこに根付く ”察しの文化” を全く察せず、ことごとく地雷を踏み…
「もう少し人間が出来上がってから来ることにします!」
と、すごすごと尻尾を巻き立ち去ったのを最後に、以降足を踏み入れないようにしてきました。

そんな京都に、今回リベンジしようと思った目的は2つあって。


1つは、約8ヶ月間に及ぶ、京都在住のコーチ(りえさん)との集大成のセッション。
ずっとオンライン形式で行ってきましたが、最後はどうしても生身のご本人にお会いしたかったのです。

もう1つは、旅のスタイルが似ている友人との初旅。
ハードワーカーの彼女とは、なかなか一緒に旅に行くチャンスがなかったのですが、以前京都が好きだと話していたことを思い出し、ダメ元で声をかけたら、執念で調整してくれました(感涙)。


そして、主にこのお二人のおかげで、相変わらず人間の出来具合としてはまだまだなわたしでも、京都の旅を大いに満喫することができました♡
今日は、振り返り旅日記を綴ろうと思います。


約8ヶ月 全10回のコーチングセッション 無事完走!

判断、決断、選択のオンパレードで。
環境がクルクルと目まぐるしい速度で変化しまくりだった、怒涛の8ヶ月間。
わたし一人だったら、もっと浅い思考で判断したり、それ故、多くの失敗を重ねたかもしれません。

でも、この期間のコーチングでりえさんと壁打ちさせてもらい、自分では思いもしなかった考えに行きついたり。
失敗経験さえも「選択ミス」ではなく「学び」だと、ありがたいほど肯定的に捉えられたのは、いつも粘り強くりえさんが横で伴走してくれていたおかげだろうなぁ、と思います。

感慨深い気持ちで、最終のセッションを終えた後は、ご自宅近くの鴨川や寺町をお散歩しながら、ランチをして。
お互いの趣味や恋愛観など…セッションではなかなか話してこなかったフリートークも尽きることなく、本当に楽しい時間を満喫しました。


画像1
りえさんが、わたしをイメージして飾ってくださったお花「ラナンキュラス」。 実は、最近花屋で見つけ、ずっと気になっていたお花♡ 温かいおもてなしが、本当に嬉しかったなぁ。


ありがとうございます、京都。心が洗われましたよ。

その後、宿で友人と落ち合いました。
なんと友人は、前日24時間コースで働き、その足できてくれたとのことで(涙)
今回は、全面的に彼女の要望に合わせよう、と心に誓いました。

結果、観光する行き先を絞って、要所要所でゆったりする形に。
これがなんとも心地良かった。


桜の季節には一歩早かったものの、絶景と風情を味わえた仁和寺や圓徳院。

画像3


食通の友人が持ち前のリサーチ力を炸裂させてくれたお陰で、絶品を味わえた、名店のすき焼きわらび餅

画像2

いく先々で、親切にしくださる方、優しく話しかけてくださった方、
今回の旅では、京都の人の温かさに沢山触れることができて、
「リベンジ成功や!」と、一人心の中で小さくガッツポーズをしていました。

画像4


中でも、仁和寺でお会いしたおじさんのコメントが好きでした。
正面の門から、メインの金堂を目指す、ちょうど中間あたりの門で。
「ここから振り返った景色が、またええんですわ。」と、促されるままに振り向くと、確かに素晴らしい景色。
「いいですねぇ。気づきませんでした」とシャッターを切っていると。

「皆さん、行く先や前を見はるでしょ。時には振り返ることもええですよ。わたしなんて、人生振り返ることばかり。反省の毎日ですわ。」(京風言葉変換おかしかったらすみません)
ふふふ、としっぽり笑うおじさんの笑顔がとてもチャーミングで、その言葉が刺さりました。


やっぱり旅は良いもんです。
今回は、「心の浄化」ができた旅でしたが、これからも、新しい価値観に触れたり、それにより内省したり、刺激を受けたり…様々な形の旅の恩恵を受けに、色々なところへ訪れたいな、と思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?