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来年の5月に僕いなくなるんだ!4才の我が子の呟きにパニック

この話は、まゆつばものだ。信じなくていい。だけど、信じたいって思う。

ここ最近、4才の真空キッズは時折変なことを言うようになった。いつぐらいからだっただろうか。もしかしたら僕の弟いつ生まれるの?に真面目に答えたあたりだろうか。

真空さんは体調的にも、すでに薬を継続して切らすことができないから、もう妊娠は望めない。そんな話はこちらで。

ただ時々、私自身、すごく衝動的に自分を責めてしまうことがあってとても心が不安定なことを自覚している。

幼い子どもの心に負担をかけてしまっているのかもしれない。

今年に入ってから何度も何度も訴える来年の5月

2ヶ月に、一回くらい定期的に訴えてくるのだ。「僕はいなくなる」「来年」「5月」……。

そして、毎回私はパニックに陥り泣き叫んでしまう。

お願いだ死なないでくれ。代わりに私が行くから。どうかお願いだ。

そんなことが起こると毎回不安になり、何度も夜に起きて子どもの息を確かめてしまう。そして、「あぁ。生きているんだ」と、再び眠りにつくのだ。

進展あり内容が同じなのにおこられた

今月もまた言われた。「僕はいなくなる来年の5月」だけど少し違う。もう7月中にしかいられない。どうしてわからないんだ。もう、時間がなくなってしまうのに。

時間ってなんだ?

ハタリとパニックが私のおさまった。なにいってんだ?この子なにいってんだ?何度も何度も名前、年齢好きなものをきく、子どもはすらすらいつもと同じように言う。

だけど、少し違うのは、小さくボソボソと何かを言っていること。なにやら不満があるようだ。

もしかしたら?

生まれるの?来年の5月?だから、もう会えないの?誰かのお腹に来月入るからお別れ言いにきたの?

「来年の5月に生まれるの?」

「うん」

「そうなんだ。じゃあさ。弟なんだね。」

「うん」

「真空キッズと仲良くしてくれる?」

「うん」

「じゃあさ。私とも会ってくれる」

「うん」

涙が止まらん。このとき泣き叫ぶことはなかったけど、嬉しい悲しい苦しいとは違った不思議な涙が止まらない。

ビックリしたのはあれだけ目がランランだった子どもが、急に寝息を立てて眠りに付いたこと。

約束できたのかな?これが本当ならいつか6つくらい子どもと年が離れたお友だちが私に会いにきてくれるってことだ。

もう、何かにとりつかれることはないだろう。不安な気持ちと一緒に未来の約束をとりつけてくれたのだ。きっと、私はこの出来事を忘れてしまう。どうしても、覚えていられない。

だから、慌ててぼかしなしで筆を取った。

ここなら、こんな滑稽な話でも受け入れられると思うから。

早く会えないかな?どんなお友だちが現れるんだろう。私とも仲良くしてくれるかな?

ありがとう楽しみだよ「まめちゃん」

画像はみんなのギャラリーから、素敵なタイトルに引かれた1枚。ありがとうございます。

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