paprenjak(パプレニャク)のレシピについて
お疲れ様です、ユウコです。
別内容で下書きを進めていたのですが、そういえばネットに投げたい!と思っていた内容があったので、今回まとめました。
一ヶ月も空けてしまいすみません…。
クロアチアのクッキー、パプレニャクの話
「パプレニャクとは?」に関しましては、こちらの9番をご覧ください。
http://www.crotabi.com/croatia-souvenir-gourmet/
お土産情報を調べてまず気になり、現地で食べてすごく美味しくて、お土産でもたくさん購入して帰ってきたほど気に入っていたのですが、この郷土菓子がじわじわ燃え上がってきている昨今においても、いまだお店で出会ったことがありません。
(ちなみに8のいちじくジャムも最高でした。なぜかサラミみたいな形状で売っていた)
何とか食べられないものか……と、一時期集中的にレシピを探していたのですが、Yahoo知恵袋に一件、「お菓子は作らないけど現地語のレシピを見つけたので訳します」という非常に親切な情報を残すのみ。こちらと同内容をコピペした個人ブログも見かけました。https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1231814057
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1476711174
アレンジレシピ
ということで、上記を元にさせて頂いた、私なりの分量のレシピを残しておきます。興味ある方は是非お試しください。上記Yahoo知恵袋由来の、クロアチア語翻訳レシピのハイブリッド+基本のクッキーの作り方をイメージしています。
これでも多かったら、卵1個に合わせて、全て半量を試すのがいいと思います。
材料
小麦粉 250g
無塩バター 50g
ひいたクルミ 50g
砂糖 50g
蜂蜜 50g
卵 2個
塩 適量
・以下はお好みで!!または元レシピをご参照ください。
シナモン
ナツメグ
コショウ
クローブ
(全てパウダー)
つくりかた
【1】バターは室温に戻してボウルに入れ、泡立て器で柔らかくする。きび砂糖と蜂蜜を少しずつ加え、よくすり混ぜる。
【2】砂糖をすべて混ぜ合わせたら、卵を3回に分けて加える。
【3】粉類を合わせてふるい、【2】に加え、ヘラで切るように混ぜる。粉っぽさが無くなったらひとまとめにし、ラップでくるんで冷蔵庫で3時間〜一晩休ませる。
【4】冷蔵庫から出した生地をのばして型を抜く。(または棒状にして端から5㎜弱の厚さに切る)。170℃のオーブンで20分焼く。
【5】焼きあがったら、冷まして完成。
クロアチア、私が人生でもう一度足を踏み入れるかといったら、恐らくその可能性はほぼないと思いますので、美味しい生パプレニャクを確保する確かな方法が欲しいな…と思い、自作を試してみました。
素朴なクッキー感+胡椒などのスパイスの風味が絶妙で、「あと一枚…」と後を引く味わいです。カドスにもプレゼントしたことがあったが、それなりに好評だったはず……。我が家では包丁でかなり小さく切って、一口サイズをぽりぽり食べていました。
みなさんも是非身近にパプレニャクが存在していないかをお探し頂き、本場の味に触れていただくか、または上記のレシピなどを元に再現をし、この美味しさの一端に触れていただければ幸いです。
……と思ったら、クロアチア・ハートフルセンターさんがレシピを公開していました!必見!!
https://croatia.jp/paprenjak/
ということはもしかして、YouTubeにはまだ見ぬレシピ動画があるのでは、と「paprenjak」で検索してみましたが、やはりクロアチア語のものしか見当たりません。
Twitterには「大使館シェフのおいしいレシピ Amazing Embassy Cooking」というアカウントもあり、探したらクロアチア紹介回もあったのですが、パプレニャクへの言及はありませんでした。日本といえば餅菓子、大福の紹介をしているサイトで、くるみゆべしや梅ヶ枝餅のレシピを探しているようなものかもしれないですしね……買うと作るでもまた違うでしょうし。
なかなかこれぞ、という情報がまだ見つかっておりませんが、これからも地道な検索をしていきたいと思います。
私はインターネット集合知を信じています!!
とりあえずクロアチアが気になる方はTwitterで「@EmbassyCooking クロアチア」を検索!
証拠写真
こちらはGoogle Mapで「ここだったよな…」という場所を調べたもの。
唐突に証拠写真を並べましたが、この時はスロヴェニア(ポストイナ鍾乳洞)→クロアチア(プリトヴィツェ湖群国立公園・ザグレブ経由・ドゥブロヴニク)あたりを移動しました。
KADOSのヨーコさんと一緒に行ったのですが、もう13年前のことになるんですね……当時記録としか思っていない写真なので、綺麗に取ろうという努力の見えない写真で恐縮です。
「私が今後クロアチアを訪れることはほぼない」と書きましたが、一度でも訪れることができて、そして今でも「もう一度食べたい」と思える味に出会えたのはすごいラッキーだったな…としみじみと思いました。
ちなみに食情報でいうと、プリトヴィッツェはマスが有名、ドゥブロヴニクは港町なので、海沿いのお店で安く牡蠣を食べた思い出。確かスロヴェニアでは町のあちこちにジェラートのワゴンが出ていて、道ゆく紳士もホイップクリームもりもりのボリューミーな具沢山ジェラートを食べていたのを覚えています。
早く海外旅行へ行きたい、異文化交流したいし、異文化うまいものを食いたいのはもちろん、国内旅行にも気軽に出かけて各地の隠されたうまいものに出会いに行きたいですね……。
また昔行った海外旅行の話や、ゴールデンカムイの聖地巡礼の話などもできればなぁ、と思います。
ユウコ
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