アウトプットの強さと怖さをノートと二次創作並べて考える
考え事しただけの記事です。
こんな記事を読みました。
ざっくりまとめると、どんだけ「よくわかった!いい本だった!」と思っても読んだだけだとわかってなんかいなくって、ハイライトをつけて再度ハイライトをつけてさらにまとめノートを作るくらいでようやく「理解」に至る、みたいな話。
ウェブ制作界隈では「ラバーダッキング法」というのはよく聞かれます。
ゴムのあひるを用意して、そのあひるに作ったプログラムの仕様を説明してると穴に気づくとか、どんづまってた実装方法が突然わかるとか。
インプットそれだけでは定着ってしなくて、他者に説明したりする際の整理、そのためのアウトプットで本当に知識が自分のものになる、みたいな話。
私もそれはけっこう感じてて、読むだけならコスト低めにできてしまう体質なのでわりと意図的にアウトプットにはしています。
手軽なものならB7ノート、もうすこし整理するには自分だけが見られるようにしているてがろぐ(表示形式がTwitterに酷似したブログ風CGI掲示板)、スプレッドシート、そしてnote。
やっぱりnoteにまとめたときが一番理解しやすいなーと思うのでそれは今後もやっていきます、ええ。
で、ここまで前提なんですけど。
読むだけでは定着しない、自分の言葉でアウトプットして初めて刷り込まれる、というのを翻って考えてみると、二次創作ってすげえ恐ろしいことしてるんだな……と改めて感じました。
瞬間的な反応とか反射とかのようなそれならいいんですけど、噛み締めて魂で咀嚼してそれを他者に見せるっていう行動、実はものすごいリスクある行為でいっそ古い意味での魔術そのものなのでは……刷り込みが刷り込みすぎで、魂を変質させてしまうのでは……
二次創作、実は1年以上滞在するのって長すぎるバカンスで、パッとやってビャッと去るくらいがやっぱり一番ちょうどいいんでは……てゆか神絵師とか呼ばれるたぐいのひとはまさにちゃんとそういうあれやってるねアイデンティティが「自分の絵」にあるからねそうだね。
なのでまあやっぱり、やりたいこといっぱいあるけどもあれこれやっぱりやろうそしてその選択肢に二次創作は入れないことにしようと思いました。
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