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そろそろ書くか、リモートワークの最適環境を(現時点)

コロナ禍以前からだいぶフルリモート状態だったんですが、最近になってようやく自分なりの正解パターンが見えてきたので書き留めます。
前提として私の業務内容に関する環境は下記。

  • 成果物を作る型の業務(コールセンターやサポートデスクのように、決められた時間連絡がつくことが最優先の業務ではない)

  • 他者とのすり合わせ、調整がほぼ発生しない

タスク管理と進め方編

4時間で3つのタスクをやる

まず数字上は8時間勤務ですが、8時間やりきるのは、正直無理。
そもそも8時間勤務の根拠って労働基準法で「最大8時間」と定められてるからで、その根拠は農業をベースとした昭和初期の工場勤務といったルーチンワークのものです。頭脳労働を集中して行える1日あたりの時間はその半分がせいぜい。
ということで「成果物」を用意する業務の私は四時間で作業予定を立てます。
出社しててもなんだかんだであれこれあって4時間分相当くらいの成果物が限界だと思う、経験上。

でもってその4時間で「3つ」やることを決めます。1つでも2つでもだめで、この3つは5分で終わるものも二時間かかるものも同じ一つとして数えます。
ただし六時間かかりそうなものは前後編や全中後編に区切ったりはする。
で、「今日やる3つ」を朝に、あるいは週の頭に決めます。

手帳とノート

使うのは週間レフトのB6手帳です。今使ってるのはスタバで買ったやつ。
週の頭に、その週にやるべきことを手帳の右ページ(週間レフト使用)に書き出します。これが「今週達成したいこと」。今週でなくてもいいようなことは付箋にかいて貼っておきます。

で、この右ページの項目を月曜から金曜までに3つずつわりふっていくことで週間予定とします。
これは当然いろんな割り込みが入るので適宜入れ替えていくことになるんですが、そういうときも赤ペンで打ち消し線をつけて変更になったことを残しておきます。このへんはデジタルだとまだ難しい、というかめんどいですね。

ポモドーロ対応デジタルタイマーと赤ペン

タスクを進めるまえに、「3つ」のうちの一つに照準を定めます。
で、作業予測をメモ帳とかノートとかに書く。これが大事。
例えば「ラフ制作、15分」「素材調達20分」など。
だいたいの進捗の予測ができたらタイマーをかけて開始。
ポモドーロで作業を続けていき、終わるまでは赤ペンで進捗を予測の脇に赤ペン先生的に入れていきます。
「ラフ制作、15分」→「7分でできた」、「素材調達20分」→「40分かかった」など。
こうやって一人ツイッターというか実況をすることで作業自体から離れずにいられます。
赤で書いていくのが重要で、これは強調とか目立たせるとかの意味の赤ではなく「最初に考えたのとは別の自分が言っている」ということを明らかにするため。なので赤でなくてもいいんですけど、まあ、赤はなんか便利だから。なんとなく急かす効果がある気がする。

ポモドーロの休憩時間は意識的に机から離れて自作の謎ストレッチなどやります。モニターを見ている状態は「休憩」にならない(脳の仕組み的に)ので。適当に歩いたり伸びたりストレッチポールつかったり(在宅の強み)クイックルワイパーかけたり(在宅の強み)してます。

赤ペンとスタンプ

終わった「3つ」のうちの一つ、にはマイルドライナーのグレーで線をひきます。打ち消し線よりもなんというかブロック感があって、「やったぞ」感があるんですよね。これを順調にやれば週の終わりには灰色の15本の線が引かれるわけですね。あと最近はダイソーで【済】スタンプも入手したのでそれもおしてます。
これで四時間くらいあれこれしてれば大体「3つ」が終わるので、あとは気が向いたら他の作業もしたりしなかったりしています。
週間レフトは3行だけ書いてるとまあだいたいあまるので申し送りなどもしたりする。
とにかく毎日「3つ」です。これは一つが5分で終わるものでもいいから、3つ。

仕事するぞな環境編

amazon echo

スピーカー用。うちの音楽サブスクはYoutubePremiumなのでアレクサと連携しないため、iPhoneのスピーカーとして使ってます。あとは目覚ましとか適当にアラームとか。
本当はスピーカーになるLED電球を使いたいんですが(以前は愛用してた)、今の部屋だと調光ライト優先なのでechoです。天井から音楽聞こえるの、店舗っぽくていいんですけどね。
流してるのは「喫茶店っぽいBGM」です。好きとか嫌いとかでなく、店舗っぽさ重視。

骨伝導イヤホン

中耳炎を発症したので急いで購入したもの。外の音が聞こえるので猫のアピールや宅配に気付けてよしです。スピーカーよりちょっと集中力上げたい時に。

香水

化粧もするようにしてるんですが見えないんですよね。推し香水など使ってると「公の場にいる感」のような錯覚を得やすい。在宅勤務は、この「公の場にいる錯覚」をどれだけ作れるかにかかっている。

ティーポットと緑茶とコーヒー

飲み物。カロリーのある飲み物をいくらでも作れてしまう環境なので主に緑茶。紅茶だとなんか砂糖いれないと飲めないんですが緑茶ならまあそんなもんやろとなる。

文庫本

タイマーかけててもふとついったしたくなるタイミングとかあるんですよね。あとまとめサイトみたくなるタイミングもあります。
そういう時対策として、文庫本を常に手元に置いておくようにしてます。
あ、今ネット見ようとしてんな、と気づいたら本に手を伸ばしてそっち読みます。いくらかそっちのほうが身になるので……読む前にタイマーも使えればベストなんですが……

空腹感

意外と効果があるアイテムです。多動傾向の人にはハンドスピナー持たせると集中力が上がるらしいんですけど、キーボード使っててハンドスピナーは無理。あとは速読法で言われる「頭の上にリアルなみかんを想像してそっちに意識を割く」なども優秀らしいですが、これ私はどうもうまくできない。
この「何か一つのことをしようとしてると脱線する、その前にあえて無害めな「他のこと」をやっておくと三つ目の脱線を防げる」ってわりと多動むきライフハックで、歌詞のある曲を流すとかもわりと有効だなーと思ったりします。
個人的な最強ハンドスピナーは「尿意」なんですがリスクがでかいうえに5分もてば上出来なのですけど、最近「空腹感」が自分にとっての最強たりえるかもしれないと思うようになりました。このへんはまたいずれ別の記事で書きます。

運動編

このへんは苦にならない最適解が全然見つからなくて試行錯誤してます。

fitness RPG

アプリです。歩数計と連動してごほうびがもらえてそれでガチャ回したりキャラ強化できるやつ。
個人的に位置ゲー系との相性はあまりよくなかったので、歩数で純粋にリワードがあるタイプが好み。今の所割と悪くない印象です。

フミッパーとかVRゴーグルもどきとかswitchのフィットネスゲーとか

いろいろやってるもののどれもこう、これだという感じではなく……最近はちょこザップが近所にできたのでそれかなあとも思ってます。

まとめ

何度か書きましたが、在宅勤務は「決めたタスクに自分を縛り付ける」「公の場にいる錯覚を得る」が重要です。
タスク縛り付けはそこそこうまくいってるので、あとは在宅最強運動も見つけ出したいところ。

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