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読んだ/海外みたいにセンスのある部屋の作り方

ついったで気になって買いました。よかった。
以下、本を読んで実践した経過。

読む前


本のルール通りに配置
ラグとシーツ交換、丸いクッションも追加

家具の買い足し方、みたいなのは今まで読んだことがあるインテリア本と同じなものの、本書で「なるほど」となった最大のポイントがベッドについて。

「海外みたいな」、言い換えると「なんか日本っぽい(悪い意味で)」になる要因、ベッドの扱いなんだなーーと気づいたり。

本書では「ベッドは壁に沿って配置するな、頭を壁につけて左右を同じ広さとれ」っていうんですね。上の経過写真でもわかると思うんですけど、ベッドを壁に沿わせるのやめたとたんに「あーー」ってなったんですよ。そういうことかーーって。

このへん理由がいくつか考えられるんですよね。

  • ワンルームなのに実家のリビング(床の上で過ごして床からちょうどいい高さの目線のテレビを見てすごす)を再現しようとしてしまう、おそらく無意識に

  • ワンルーム内に上記のミニリビングを再現しようとした結果、ベッドを壁に寄せて部屋中央にできるだけ広い場所をとろうとする

  • でもベッドのある部屋と「床ですごす」は両立しにくい、せまいとなおさら。くつろぎ用の椅子が一脚あるほうがいい

  • ベッドを中央にしたことで床面積は細かく分断されることになったが、むしろくつろぎ用の椅子にすいこまれやすくなった。なんとなく床も居心地が悪くてベッドにずっといる、みたいなことがなくなった

  • あとベッドって、長辺から乗るより短辺(足元)からだと入りやすく動線が整う。そうでなくても両サイド空いてるほうがいい

  • ベッドからの視界が部屋の隅ではなく部屋のメイン壁になり、視界が豊かになった

  • 左右が空いたことでクローゼットもすごく使いやすくなった(今までベッドの足元とクローゼットの隙間がすごく狭くて半分死んでた)

  • というか壁に寄せてるベッド、押し入れの中で寝てる状態に近かったような気すらする色んな意味で……(隅っこに片付けててる、的な)。今の配置のほうが部屋のあるじ感が強い

シーツとラグはどのみち交換タイミングだったんで印象は大きくかわったもののベッド配置ほど劇的でもないんですが、まあついでに……
あと寝具の選び方もルールがあって、そのとおりにしたんでした。
枕2個、クッション2個、アクセントクッション一個、ベッドスロー。
掛け布団は左右に50センチずつ垂れ下がるように(シングルベッドにダブルサイズの布団だとちょうどいい)。

ベッドに乗せるもの多くね? と思いつつアクセントクッション一個買い足せば達成できるのでやってみて、ベッドスローのかわりに大判ひざかけのせてみたんですが、なるほどーーってなりました。

ベッド、床面積をかなり大きく占拠する物体だから、ここにシーツオンリーだとすごく存在感のでかいのぺっとしたものが横たわる印象になるんですね。枕元に綿がつまったもの5個置いてシーツ上にも別の色のもの乗せるくらいでちょうどいいんですわ。

あと見えない側もデスクライト変えたりキッチンのライト変えたりしてます。写真でみると1メートルくらいの葉っぱがでかい観葉植物と壁の絵が欲しいなーと思うものの、今回の寝具とラグとライトで予算があれしたのでそのへんはまた夏あたりにでも。

あと本書の主張、「真っ白い部屋もミニマリストも簡単っちゃ簡単だけど、それ、魅力ある部屋じゃないですよね」的なメッセージが強いし「そうなんだよなーーーーまっしろハウスでなく叶うものならジブリ的な部屋にしてえよなーー」って思ったし本文の写真もどれもものがたくさんあるのにバランスとれててその方法論が詰まっているので、おすすめです。

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