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オタク女の「あの」雰囲気がどこからきているのか、声優雑誌読んでわかった気がする

※2024/01/22 追記しました。最終段落。

先日、理由あって声優雑誌を買ってみたんですけど、それでオタク女子の「あの」雰囲気とファッションがどこからやってくるかわかったんですね。
よく二次元を真似してるからって言われるし実際アラサーに銀魂方言が強いオタクが置いけれど、彼女らの見た目の参照元は二次元ではないな、と個人的に確信したので書き留めておきます。


前提:全盛期の刷り込みは一生続く

わたしのnoteで何度か書いてるんですけど、「60歳は年寄りではなく四十年前の二十歳として扱え」みたいなマーケターのあれがあるんですよ。
人間、本人の意識って体の時間経過と同時には成熟してくれなくて、どうしても本人にとっての全盛期で止まってしまうらしいんです。

20歳がそうだったら40になっても50になっても60になっても20歳のころの意識のまま(ただし「現在」の20歳と同じ嗜好ではない)。

たとえば私などは安室奈美恵が社会現象になっていた時代に二十歳前後でしたが、当時のいわゆるアムラーファッションをそのまま引きずっている女性を稀に目撃します。眉毛の下がえぐれたみたいなラインで、ワンレンシャギーで、みたいな。

あとはバンギャやV系経由してる人もそういうパターン多いかも。男性だとやっぱりラルクアンシエルとかのV系全盛期に青春を過ごした男性が当時のV系もどきのファッションしてたりとか……

アンテナがもっとも開いていた時期に摂取した「理想」がそのまま数年間アップデートされてない実例、とてもたくさんあります。

実在ロリへのあれがどうしても消せないペドフィリアって、「小学生時代のクラスの初恋」からうまくアップデートできていない、というケースもままあるそうです。本人的には小学生のころからずっと同い年くらいの子を好きなだけの気持ちで、そのふんわりした理想の女の子の姿が小学生から成長していない……
成人してからあらためて弱い存在に目覚めるのではなく、そっちのパターン、実は少なくないとか。



以下はどうしても女オタクのファッションを分析するあれで、どうしても、どうしても性格の悪い分析がはいってくるので有料障壁にします。私とやりとりのある方はお見せするのでお気軽にどうぞ……


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