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福祉のブランディング vol.4 UbdobeとHERO'S

こんにちはカドジュンです。今回はブランディングにめざめたキッカケと、いま現在協働しているプロジェクトのお話しをします。今回のテーマは「デザインをイチから手がけることは福祉業界では、ほぼ不可能。だからプロにたよろうぜ」ということです。

まず、ブランディングにめざめるきっかけとなったNPO法人Ubdobe(ウブドべ)についてです。ここは『医療福祉エンターテイメント』とうたっています。そのアプローチを初めて聞いた時はメカラウロコでした。Ubdobeについては前シリーズでも書いたので、どうぞご覧ください。

最初に代表の岡勇樹くんを見たときのインパクトたるや(笑)。帰国子女でもある彼の生い立ちや福祉にめざめた話は、かなり引き込まれるものがありました。見た目はチャライというかイカツイのですが、順風満帆ではない人生のなか真逆ともいえる立ち位置の福祉と出会い、いまに至る過程は聴かせるものでした。そして、なによりUbdobeの福祉を発信するメソッドがかなりイカシテいるのです。そこがなかったらただの苦労話で記憶の隅に追いやられていたはずです。

Ubdobeの具体的な動きについてはリンクを見てもらうことにして、人財確保につながりそうなプロジェクトを紹介します。じつは弊社も登録を申請している『福祉留学』です。全国でその地域ならではの環境や風土、生活習慣など多様なものがあります。当然、福祉に関してもお客様の地域性もあるので、アプローチも変わってくるはずなのです。そういった特徴のある地域の法人に留学するというシステムを、Ubdobeが運用しています。行政などがやっているものとはちがい、まずデザインが良いので若者に刺さりやすいと考えています。今後もUbdobeに期待しています。

つぎに、いま私もライターとして協働しているプロジェクト『社会福祉HERO'S』です。

弊社も所属している全国社会福祉経営者協議会というオカタイ組織があり、ここが立ち上げています。このプロジェクトは福祉のブランディングに関して、まちがいなくいちばん予算を使い、広告代理店(博報堂、社会の広告社)の力も得ながら、刺さるものをPRしています。

たとえばサイトによる情報発信もそうなのですが、毎年イベントを開催し、U40の福祉関係者がプレゼンをします。そのカタチもTEDメソッド(笑)。プレゼンターはステージ上で原稿も持たずスピーチするのです。私自身『みんなの夢AWARD』というソーシャルビジネスのプレゼン大会に挑戦しましたが(セミファイナル敗退)、ああいった民間イベントとまったく遜色のない画でした。

HERO'Sは、デザインと企画が秀逸なのであとはもっとハジケタものがあれば、どこかでブレイクするのではないかと期待していますし、私も協力していきます。

今回はリンク貼りまくりでしたが、結局なにを言いたいかというと最初に書いたように「福祉はデザインのプロではないので、今回紹介したようなアウトソーシングや協力できる専門家をさがして、力を貸してもらおうぜ」ということです。その方がお金は多少かかっても必ず事業所のプラスになるブランディングにつながるはずなのです。中途半端に自分たちで考えてザンネンなことになった事例はいくらでも見つかります。そんな仲間になりませんように。。。

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