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ひとはなぜ学ぶのか?(トーク1月編)

こんにちは!そしてあけましておめでとうございます!カコタムエルムのあかねです。

年も明けて2021年になりましたね。2020年は色々大変な年だったので2021年は少しでもこの状況が改善されて明るい年になることを願うばかりです。

さて、今回は記念すべき2021年一発目の記事ということで、学習についていつもよりも深く考えてみたいと思います。

今回のテーマはひとはなぜ学ぶのかです。

もしも誰かに、「どうして勉強しないといけないの?」と聞かれたら皆さんはどのように答えますか?すぐに答えが出るような簡単な問いではないですよね…。

今回私たちはこの難しい問いについて、自分たちの体験や、植松努さんのスピーチを出発点に考えてみました。

皆さんもぜひ、ご自身の体験を思い出したりスピーチを見たりしながら、このテーマについて考えながら読んでみてくださいね。

今回のメンバーはこちら!

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それではエルムトークスタートです!

📚いままで勉強を続けれた理由って何だった?

いっくん:
みんなは北大に入れるぐらい勉強を頑張ってこれた人たちなわけですよ。みんな気づいてないかもしれないけど、これって結構すごいことだと思うんだよね。みんなはどうして勉強を続けてこられたのかを聞いてみたい!

あかね:
勉強が楽しかったから!テストでもいい点が取れて、授業が理解できるのが楽しかったし、友達に勉強を教えられるのがうれしかった!
高校になるにつれて苦手な教科も増えたけど、知らないことを知れるのが楽しかった。キホンずっと楽しんでたと思います笑
いっくん:
自分もそうだけど、シンプルに楽しかったから続けれたっていうのはデカイよね笑

やのちゃん:
自分も勉強は楽しんでた。通ってた塾の先生が個性的でおもしろかったから、勉強がめんどくさいと感じたときも頑張れた。勉強の話を周りの友達や先生と話すのも楽しかった。周りの環境がよかった。
いっくん:
友達が話す推しの話とかもそうだけど、楽しそうに話されると聞いちゃうよね笑。環境は大切だな~

ルイ:
大学合格やテストで高得点をとることをモチベーションにしていただけじゃなくて、楽しい勉強を楽しんでやっていた。
たくみ:←今回のトークでエルムデビュー
わからない問題を解けるようになりたくて勉強したら楽しかった。昔は当たり前のように勉強していて、勉強も苦じゃなかった。高校受験の反動で勉強しなくなった時期もあったけど、わからない問題を解けるようになる嬉しさを知ってからは勉強が楽しくなった。

📚学問は何のため?教育は何のため?

いっくん:
みんながめちゃくちゃ勉強楽しんでたことがわかった笑。それじゃあ、子どもたちに勉強の楽しさを伝えるにはどんな学びを届けられたらいいだろう?子どもに「なんのために勉強するの?」と聞かれることあると思うんだけど、なんて答える?今回は植松努さんというかたのTED Talkを観ながら考えてみよう!

20分近くある動画ですが、ぜひ最後まで見てほしいスピーチです!
※学問は何のため?教育は何のため?に関する植松さんの答えがこちら

📚カコタムエルムが届けたい「学び」とは

いっくん:
植松さん、僕が中学生のころ出張授業で自分の学校に来てくれたんだよね。今回あらためて動画を観て、「どーせむり」って恐ろしい言葉だなと思った…。自分もついつい思ったり言ってしまったりする。「どーせむり」という言葉で子どもたちの可能性を奪わないようにしたいな。

ルイ:
「やらないよりは中途半端のほうがいい」という言葉が印象的だった。自分は0か100かの考えをしてしまいがちで、中途半端でも自分を許してあげるというのは大切だと思った。
それと「教育は死に至らない失敗を安全に経験させるためのものだ」という言葉も本当にその通りだと思った。

いっくん:
ちなみにルイくん、実はKacotamで教わってた歴がすごい長いんだよね。
ルイ:
5年間です!Kacotamで勉強を教えてもらって、それが楽しかったから家でも勉強するモチベーションを保つことができた。教えてくれる人の年齢が自分と近かったから、その人たちを見ながら未来の自分を重ね合わせていた。
いっくん:
俺ら、子どもたちの手本にならなきゃだね笑。改めて頑張らねば…!!

やのちゃん:
「大人はあきらめることを覚えてしまった」という言葉がすごく刺さった。失敗の怖さを知ってしまってからは、あきらめてしまうことが増えた気がする。子どもたちには、やりたいと思ったことに挑戦してほしい。

あかね:
私も中学生のときに植松さんが講演に来てくれた。思うは招くという言葉が印象に残っていた。「思う」ことで夢に近づけるっていう考え方が素敵だと思った。
子どもたちには、できないかもしれないことを理由に諦めないで欲しい。どーせむりって思うことはたくさんある。でも本当に無理なのかを考えれる人になってほしい。

たくみ:
自分から動いてみることと、相手に言われて動くことのバランスが大切だと思った。自分から主体的に動くためには、自信をつけて自分を確立することが大事だと思った。
いっくん:
や、ほんとそう思う…。勉強に限らずKacotamでの学びが子どもの自立につながるとうれしいよね。

たくみ:
塾の講師をやっていて、頭がいい子には自分で頭を使う楽しさを教えて、勉強が苦手な子には裏技みたいなのを教えたりしている。
いっくん:←同じく塾講
塾講経験は必ずKacotamに活かせるはず!
やのちゃん:←同じく塾講
私はたくみさんとは逆だった!勉強が苦手な子には勉強の楽しさや、できるようになることの楽しさを教えることを意識している。
いっくん:
子どもに自信をつけてもらうためのアプローチのしかたは、本当にひとそれぞれ。自分とは違う方法もぜひ自分のなかに取り込んでみてほしい!

ルイ:
ところで、できないことができるようになることが楽しいと感じないような子もいる。あと、できるようになったことが他の何かに活かされると楽しいと感じる子も増えるかも。
いっくん:
上達していく過程が楽しめない子には、成果を与えてあげるのがアリかもね。たぶんイチバン簡単なのは、ホメて子どもに達成感を味わってもらうこと。できるようになることの楽しさが伝えられるかも。あとは、できることが増えると人生の選択肢が増えるということを実感してほしい。植松さんも「自分がしてあげられることが多いと、仕事になる」って言ってたね。
ルイ:
自分の得た知識や経験は何にも変えられないし誰にも奪われないから、そういうものを得る喜びを感じてほしい。

いっくん:
「何のために学ぶのか」の結論はあえて出さないでおきたい。でも、僕らがこうやって話し合うなかで、学ぶ理由を子どもたちの手で見つけられるような環境が作られるのではないかなと思います!

📚お疲れ様でした!

いかがだったでしょうか?普段じっくり時間をかけてこのようなことを考えることはあまりないのでとてもいい時間になりました。トーク全体を通して、子どもも大人もみんなそれぞれに学習の意義を見出して学習を楽しめるようになると素敵だなあとしみじみと感じました。

学ぶ理由というものは、あらゆる学習や教育の根本にあるものだと思います。だから、どうして学ぶのかということについてじっくり考えることはとても意義のあることだと思います。自分なりの答えを出すのはなかなか難しいけれど、今回のトークのおかげで、2021年は去年とは違った意識をもって活動に参加できるのではないかなと思っております。そして2021年の活動を通して、学ぶ理由とはいったい何なのかを考えてみようという新たな目標もできて、学びのことだけでなく2021年の活動についても考えるいい機会になりました!この記事が、皆さんにとっても学びについてなにか考えるきっかけになっていればとてもうれしいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。そして、2021年もカコタムエルムをよろしくお願いします!

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