見出し画像

最高の大学生活 !

 こんばんは!再び学習支援を行っているNPO法人Kacotamの北大サークル、カコタムエルム部長、北大法学部4年の黒須と申します。拙い文章ではありますが、お付き合い頂けたら幸いです。


(1)はじめに

 今回は新歓時期なので大学新入生と新2年生に向けて、私の思う最高の大学生活について書かせていただきたいです。これから大学生活を始められる方、二年生や三年生に進級された方、大学入学に向けて努力されている方に向けて、三年間で感じてきたことを書きたいと思います。なお、こちらは先日のオンライン説明会でご紹介した内容と類似したことであるということ、個人の偏見に基づくものであることは断っておきます。

 そして、先日(4月22日、25日カコタムエルム公式Twitterにて)エルムの池野君たちがとてもいいことを書いてくれていました。まとめると、①世間一般的に大学生活ですべきことと呼ばれることがあるが「大学生活を通して、これからの人生を支えてくれる"何か"を見つけられたらそれで十分だ」ということ。②大学生活においては何をするにも「自由」であるということ。③サークルの兼部に関係して「自分にとって”心地いい”と思えるサークルに出会えるのがベスト」だということです。私はこちらの考えに非常に共感しました。Twitterだと流れてしまうので、こちらにて私の考えを追記させていただきたいと思います。



(2)何でもやってみる

 さて、いきなりではありますが私の一番のおすすめはまず”何でもやってみる”ことです。やはり、何か少しだけでも今までにプラスαの経験を積めば、その人の視野が広がり、「これからの人生を支えてくれる”何か”」も見つかりやすくなるのではないかと思ったのです。エルムメンバーの言葉の、②の「自由」にも関係することでしょうか。ちなみに私自身の体験で少し特徴的なこととしては、留学生と友達になるために多文化交流科目を受講したこと、アメリカでホームステイをしたこと、電話がけのアルバイトをしたことなどがあります。恥ずかしながらとことんやり遂げた経験は少ないのですが、まず少しでも興味があれば飛び込んでいって、色んな経験をすることに意味があることは間違いないと言えます。経験により色々と考えさせられ、自分の新たな一面が発見できるかもしれません。ついでに就職活動で語れるネタも増やせます。もちろん、勉強に集中することも素晴らしいと思います。私は法学部ですが同級生の中には、(新聞のように読み飛ばしたら何を書いてあるか分からなくなる)判例を熱心に解読している人、1年生の時から法曹を目指して判例六法(判例付きの六法全書)を買って図書館で勉強している人などがいました。私は勤勉な人間ではないので、彼らの努力にはただ頭が下がります。ただ学生生活、延いては人生は期限付きなので、挑戦は思い立ったが吉日だと思います。



(3)これからの人生を支えてくれる"何か"

 ここのタイトルで再びエルムメンバーの①の言葉を引用させていただきました。私はこの”何か”がとても大切なことで、誰しも大学生活終盤の就職活動でその”何か”の形を作って社会に出るのかなと思っています。そして私はその”何か”を次の三つと捉えます。ⅰ自分の安心できるコミュニティに所属することⅱ何かに全力で取り組むこと、そしてⅲ苦手なことも含めて色々なことを楽しむことです。

 まずⅰ自分の安心できるコミュニティに所属すること、につきましてお話しします。私は高校三年の受験生の時、高校の先生方から「この先君たちにとって大学に入ることは全てでない。コミュニケーションだけは絶対に大切にしなさい。」と言われました。私は所謂進学校に通っていたので、先輩の中には、(ごく少数ではありますが、)一生懸命勉強して大学に入ったが友達を作れずに孤独に苦しみ大学を中退した方がいた、ということでした。とても残念なことでありますし、さらに先生は「コミュニケーションが苦手で避けてきた人は、就職活動でも苦労していた。」とも仰っていました。無論、私たちの大学生活は就職活動のためにあるわけでも、他人のためにあるわけでもありません。しかしながら、コミュニケーションはずっと続くことですし、苦手な方は是非時間のある大学生のうちに少しでも克服出来たら後々の自分の自信と喜びに繋がるのではないかと思いました。また、ここでエルムメンバーの③について引用させていただきます。「自分が”心地いい”を感じる」、すなわち「自分という存在が誰かに必要とされていて、自分もまたその誰かを必要としている」サークルを見つけてほしいです。究極を言えば自分が楽しめればそれで良いのですが、自分の安心するコミュニティ探しをおすすめしたいです。ちなみに私にとってそのコミュニティの一つはカコタムで、自分を受け入れてくれて、自分を高めてくれる先輩方や同期、後輩と出会うことができたと感じています。みなさんも自分に合ったコミュニティをぜひ見つけて下さい。これには時期を逃したり遅すぎることは決してありません。


 次にⅱ何かに全力で取り組むことにつきまして書かせていただきます。(2)の結果を出すバージョンですが、色々ある方は優先順位を設定して力を注ぐのが一般的だと思います。成果を出すことはこの先幾度となく求められることと思います。苦しいですが確実に自分の自信に繋がると思いますし、自分の特性も長所も分かると思います。しかし無理は禁物なので、無理をできる人は気を付けてほしいです。


 三つ目にⅲ苦手なことも含めて色々なことを楽しむことについてです。私は気分屋なところがありマイナスなことも考えてしまう質ではありますが、少し気持ちを切り替えるだけでものの見方が大いに変わるなと気が付きました。そして何より大学生活を楽しんでください。意味もなく仲間とつるんでおしゃべりをすることがきっと後々いい思い出になると思います。



(4)さいごに

 今まで述べたことは奇を衒ったことではないですし、多くのみなさんにとってはとても当たり前で述べる程でもないことかもしれません。しかし、私自身人と接することが不得手でその分大学三年間で学んだことが多かったので同じように感じている方に伝われば良いなと思い、今回書かせていただきました。私はカコタムやアルバイト仲間などのコミュニティに所属でき、色々な人と接し、自分と他の人との違いや良さ、逆に自分独自の特徴や自身の可能性に気づくことが出来ました。そして、この発見は社会人になっても永遠に続く大切なことだと思いました。

 最後に、池野メンバーも言っていましたが、新入生や新生活を送られるみなさんが少しでも満足度の高い生活を送れることを願っております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?