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自分の学びや面白い発見に満ちている

この記事は、Kacotam × 寄付月間2023アドベントカレンダーの8日目の記事です。

 スタサポ(拠点型学習支援)に参加する社会人のメンバー「かわいちゃん」が、Kacotamの活動に参加して感じたことについて書きました。

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 社会人歴10年、仕事は営業、趣味は運動不足解消を兼ねた山登りです。

 そんなどこにでもいる社会人の私がKacotamの活動を始めたきっかけは、ボランティアに関する会社の広報メールを見つけたことでした。そのメールはボランティアを推奨するもので、読み進めていくと、ボランティアの検索サイトに行き着きました。もともとボランティアの経験はなく、正直、関心を抱くような人間でもないのですが、何となく導かれるまま専用サイトへ飛びました。柄じゃないなと思いつつ、何か新しいことを始めたいと考えていた時期でもありましたし、仕事などで利害ばかり考えて行動することが増えた自分に嫌気が差していた時期でもありました。損得感情を抜きに誰かのために何かする。今の自分が出来ていないことを、ボランティアを通じてなら出来るのではないかと期待したんだと思います。

 Kacotamを選んだのは、居住地の近くに活動拠点があったことが一番の理由です。もちろん子どもは好きですし、営業で身に付けたコミュニケーションスキルを生かすことも出来ると思いましたが、人助けが出来れば何でも良いというのが正直なところでした。なんとも恩着せがましい動機ではありましたが、いざ活動を始めてみて分かったことは、子どもは可能性の塊だということです。

 子どもたちと何かをするということは想像以上に面白いことでした。例えば、物を分解して自分で作り直すことが好きという子どもがいます。ある日、算数の学習に飽きてしまい、使っていたシャーペンを分解し始めました。分解するだけかと思って満足するのを待っていましたが、その子はバラした部品を色んな角度から見て、そうしてノートの紙を使って自分でシャーペンを作り始めました。これは面白いことを始めたなと思い直し、私も年長者として作製に協力しようと身を乗り出しましたが、その子の方がよく観察していて、再現する力も長けていて、私が手伝えることなんて感想を伝えることくらいでした。子どもの興味関心のあることへの集中力や発想力は、並の大人以上に凄まじいものがあります。きっときっかけや積んだ経験次第で、色んな道が開けるんだろうと思います
 可能性の塊である子供たちに、たくさんの学びの機会を提供するKacotamの活動はとても意義のあるものだと思います。家から近いという理由で選びましたが、今はKacotamを選んで良かったと思っています。”誰かのために” なんて恰好をつけて書きましたが、何より自分の学びや面白い発見に満ちているKacotamの活動を、これからも長く続けていければと思っています。

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