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里親体験発表会に24歳未婚のオンナが行ってみた話。

突然だけど、この前、
私の住む豊島区が主催している「養育家庭体験発表会」に行ってみた。


久しぶりにnote.を更新したかと思えば、急になんだとコア中のコアな読者(そんな読者がいたら小躍りして喜ぶ)を呆れさせるような冒頭になってしまい大変申し訳ございません。

このnote.を読んで「里親制度」とはなんぞってことを少しでも理解してくれたら嬉しいです。←どの立場
まあ、ほぼ未来の私に向けてnote.を書いているマインドなのですが、誰かの何かの参考になればと。

さて時は遡りまして、この発表会を知ったきっかけは、私が推している犬山紙子(@inuningen)さんのTwitterの宣伝ツイートからだった。
日テレの朝の情報番組のスッキリのコメンテーターとかやっている方なので、なんとなくTVで知ってる人もいるかも。
エッセイストとして活躍しつつ、子どもへの支援団体に所属していたり、パラレルに活躍されているお人で、夫が兼業主夫で夫婦・家族の在り方についてフォーカスした記事や本の中の考えや行動は、まさにロールモデルだなあと感じている。
それにオタクなのも個人的に推せる・・・!最高です。

そんなこんなで、この発表会にゲストとして登壇する犬山紙子さん見たさ70%の野次馬マインドで私は豊島区役所に意気揚々と向かったのだった!(満面の笑み)

そして、会場へ着き、私が最初にもった感想。

ア、アウェーだな・・・・・・・。

まあ、発表会自体も若年層は対象にしてなそうだからデスヨネ感。
でも、学生時代に時々、自治体が主催するイベントに行ったりしてたけど、やっぱり感じる参加者の年齢層が高いというのは、若年層と自治体の距離感が遠いからなのは否めないし、身近に感じてもらう施策を自治体は打っていたりしつつも情報が届いていないという問題もうんたらかんたらという私の戯言は置いときまして。
野次馬マインドでこんなところ来ちゃってすみません。でも、お話は誠実に聞かせていただきます・・・。という感じで会が始まり、2人の体験発表&トークセッションを聞いた。

私が最初驚いたのは、「里親制度」に種類があること。
え、今、常識じゃんと思った人こんな無知な私を豆腐の角で殴ってください。
元々、私が持っていた「里親」のイメージは、養子縁組によって、養親子関係になることだと思っていたので、養子縁組以外にも里親制度ってあるんだという衝撃。
そのもうひとつの里親制度は、「養育里親」というもので、
18才までの子どもを、養子縁組を目的とせずに、子どもが自立したり、生まれ育った家庭に戻ったりするまでの一定期間養育する里親のことを指す。
つまり、私がこれまで認識していたのは「養子縁組里親」だったらしい。

養子縁組を組まずして、血縁関係のない子どもを養育する制度が日本にあるんだという驚きもあり、近年日本で多用される言葉で表現するといわゆるダイバーシティだなあと。

と驚きはありつつも、私は産み育てることだけが、子育てじゃないと思っていて、【子育て】の在り方も人の数だけあるんじゃないかと思っている。
家族やパートナー関係も然り。
だから、新しい子育ての在り方を知ることができたことへのワクワク感とまだまだ自分は知らないことばかりだと絶望を感じてちょっと落ち込んだ。(お腹が空いていたからかもしれない)

また、印象的だったのが、2人の養育里親の方の体験談だった。

不妊治療を経て約3年前くらいから養育里親になられたママさんと35年カリフォルニアにいて来日してから10年程養育里親を経験しているパパさん。

2人のお話を聞いていると、血の繋がりとかほんとうに関係ないなって思った。
ぶっちゃけ、泣きそうになるくらい愛を感じるお話だった。
理由はさまざまだけど、実親と暮らすことができない事情を抱えた子ども達に真摯に向き合うことで、自分自身も夫婦の在り方も変われたし、地域との繋がりも増えて、世界が広がった。
そんなエピソードが語られて、尊い。(ごめんなさい語彙力がないのでfeelingしてください。)
パパさんなんて淡々と語ってんのに、ちょいちょいユーモアを効かせて笑いとってくるし何あのテクニック羨ましい。 ←どの立場

ただトークセッションでもあがっていたけど現状は、制度に対するハードルが高いというイメージが先行しているらしく、養育里親が増えないのが難点らしい。
特に日本なんて地域性によっては、認知や理解が進まないこともあるだろうし。
個人的には知ることができれば、ハードルを下げられそうな要素としては、これらかなと思った。
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・子育て経験がない人でも、里親になることができる
・子どもの生活費や里親手当てが支給されるので経済的な負担がない
・児相や支援機関のサポート体制・休息支援がある
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チーム育児だわこれは。

#チーム #地域との繋がり #地域コミュニティ とか出てきそう。。
まずい・・・繋がりとか、コミュニティ系のソーシャリティな単語言われると、ワクワクしちゃう・・・!ヤメテ・・・!!!

まあ、そんなこんなの意味のわからない着地はさておき、
この年齢になると周りもそろそろ次のフェーズを選択している人がいたりして、私はまだまだ選択肢を増やすフェーズにいるのかなとか、
自分はどうしたいんだろうとか漠然と不安になったり、考えたり、
とにかくもっとアンテナ高く日々を過ごしてえ〜〜〜〜

すごくいい刺激をもらえた日。

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