FIRE と 起業
経済的自由を手にして、FIREだ!
FIREを目指して資産運用を行っている人もいるかと思いますが、
ただ金融資産を大きくするだけではなく、
「起業」することにより、多くのメリットがあることを知っていますか?
自分は2015年に脱サラして、法人を立ち上げました。
その時、サラリーマン時代には想像もできなかった大きな節税効果に
これまでの考え方が一新されました。衝撃でした。
知らない人は、本当に多く、そして大きな損をしていると思いました。
ぜひFIREを目指す人は、起業することも選択に入れてほしいと思い、
簡単にメリットを出してみようと思います。
それでは問題です。
3,000円分の外食を行った際、
以下の3パターンの中で、どれが一番お得でしょうか?
①法人で資産運用した利益を、給料として受け取ったお金で外食をした場合
②個人で資産運用した利益で、外食をした場合
③法人で資産運用した利益で、経費として外食をした場合。
※③は、ちゃんとした理由で外食が経費として認められた場合です。
・・・・・・・・ちーん
答え合わせ
①は、お給料として受け取る際に、累進課税が発生します。
所得の多い人ほど税率が上がりますが、仮に30%とします。
必要な利益=3,000円 / (1-0.3) = 4,286円
税金 1,286円
②は、配当課税は約20%です。
必要な利益=3,000円 / (1-0.2) = 3,750円
税金 750円
③は、税金を支払う前に、経費として食事ができます。
必要な利益=3,000円
税金 0円
結果はどうでしょうか?
1ヶ月に5回の外食が経費として認められた場合、
年間60回分、1,286円 x 60回 =77,160円の節税ができたことになります。
大きな違いですね。
法人の代表になると、経費として認められる項目は多くあります。
生命保険、社用車、住居、光熱費、など
全額とは言いませんが、条件によっては大きな恩恵を受けます。
経費になるという事は、税金を支払う前に使ってしまうという事です。
初めて知ったときには、驚きました。
法人として、決算を毎年行いますので、
特定口座の無いFXやCFD取引の利益も、すべて税理士にお任せです。
税理士の顧問料も、安い所なら年間50万程度で抑えられます。
FIREできるくらいの資産をお持ちなら、
節税効果を考えると簡単に元が取れる金額ではないでしょうか?
自分の場合、資産運用を以下のように分けて考えています。
経費になりやすい項目。⇨法人で資産運用
経費になりにくい項目。⇨個人で資産運用
経費になりにくい項目は、
娯楽費、贅沢費、子供関連、ペット関連、趣味などです。
それでも、趣味をネタにしたブログ収益の会社を立ち上げれば、
趣味に費やしたお金は、経費になりやすくなります。
FIRE後の生活に密着した形の事業を考え、法人を作ることで、
自然な形が見えてきます。
節税効果をうまく使えば、
結果FIREに必要な目標金額を下げることも可能かもしれませんね。
ぜひFIREを検討している人は、
法人を作ることを同時に検討してみてはいかがでしょうか?
なにか皆さんの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
たまねぎ
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