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鶏団子の秘密がエウレカ!

やあ、みんな。ケイチェルおじだよ。

鶏団子鍋が美味しい季節だね〜

今から書くことは鶏団子に関するあくまで個人的な好みであり、必ずしも万人の嗜好に沿うものとは限りません(急にシリアス)

いやー、おいたんはさ、2年くらい前に突然鶏団子鍋を作るのにハマったわけ。確か塚田農場だったかどこかの居酒屋で鶏団子鍋を食べたのがきっかけだったと思う。

ああいう居酒屋で食べる鶏団子鍋って、竹を割った筒みたいなやつにタネが盛り付けてあって、客が勝手に鍋にポイポイ放り込んでいくスタイルじゃん?あの鶏団子がやたらと美味いのよね。どうやったら再現できるんだろうと研究を重ねてきたんだね。去年のnoteに書いた記事がこちら。

一番の問題はタネがフワフワ柔らかくありながらも、同時に鶏の肉感もしっかり感じられるような鶏団子にするにはどうすればいいのかってこと。

今までに牛乳に浸した食パンを混ぜる土井善晴先生のレシピや、玉ねぎを入れる広末涼子のレシピも試してみたけど、何か違う。

ところがこないだ王将餃子の再現をしたときに、あることに気づいたのよ。タネを柔らかくするために必要なことは、パン粉でも玉ねぎでもない。粘りがでるまでしつこく練ることでもない。卵白のみを使うことでもない。むしろ肉肉しさを強調するためにはパン粉や玉ねぎや卵は入れない方がいいのではないかと思ってる。

じゃあいったい何が秘密なのか?それはね、

なんだよ。

こないだ王将餃子を作ったときに、元レシピの稲垣飛鳥さんが「お店みたいな餃子を作るには水を入れるのがポイント」で、そうしないと「鶏団子みたいな"いかにも家庭の餃子"って感じになる」って仰ってて、実際に作ってみたら王将みたいなタネがザラっとして柔らかい餃子ができたわけ。

もしかして、同じことは鶏団子にも言えるのでは?と思って、先日に一度試作してみたわけです。そして今回、いよいよ納得のいく鶏団子ができたので皆さんにご紹介しようってわけだ。

というわけで主な材料です。

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とりあえず王将餃子を作ったときと似たような感じでタネを作ってみる。

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↑鶏モモひき肉150g、ラード適量、少量売りのえのき1パック、生姜のすりおろし適量、創味シャンタン小さじ1、ごま油小さじ1、万ネギ適量。卵は入れません。ラードも別に必須ではないかな。繋ぎ以外の具材もお好みでいいと思う。どうせえのきは肉になるし。

餃子たんに倣って、えのきを洗脳しながら手で混ぜる。

「えのき、お前は肉だ、お前は肉だ」

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えのき「私は肉でーす」

しかしこの時期に鶏団子を混ぜるのは手がかじかんでツラいな。

そこに片栗粉大さじ2。

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片栗粉は最初に混ぜてもいいのかもしれないけど、王将餃子のときは練った後に混ぜてたから、何となくこのタイミングで。

さらにここに水を足しながら混ぜていきます。どのくらいが適量か分からなかったのでね。

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↑水大さじ3でフワッフワのタネになりましたー!鶏ひき肉150gに対して水大さじ3だな。分量が分かれば水は最初から混ぜてもいいと思う。

↓鍋つゆは水400mlに酒50ml、白だし大さじ2、創味シャンタン小さじ1、醤油は色付け程度。

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鍋の具はお好きなものを。今回は白菜と長ネギ、豆腐、水菜だよ。

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最後に大根おろしを入れてみぞれにしちゃおう。

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昨日作ったラパッツァイを箸休めに。シュトーレンのお返しに友人からもらった宮崎の柚子胡椒も。九州物産展に行ってきたらしい。柚子胡椒はたっぷりつけるのが好きだな。

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鶏団子ウマー!これだ!お店の鶏団子だ!思わずアルキメデスみたいに「エウレカ!」って叫びながらスッポンポンで外を走り回るとこだったよ。

いやマジで団子が柔らかい。結局餃子も鶏団子も「お店」の秘密は水だったんだな。考えてみたら、塚田農場みたいな地鶏を売りにしてるような居酒屋が、パン粉とか余計な繋ぎを入れるとは思えないもんね。できるだけ鶏肉100%に近づけたいって思うはず。これからはおいたんも余計な材料は省いて作ろう。ラードも要らんかったと思う。でもえのきは別だ。次はえのきを洗脳して地鶏だと思わせよう。

〆は雑炊にしようかうどんにしようかめっちゃ迷ったけど、結局サリ麺入れてラーメンにしました。

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↑ラーメンにも柚子胡椒が合うね〜。この柚子胡椒ウマい。

1人鍋なんだし鍋ごとズズっといったらいいじゃないかと思われるかもしれないけど、いったん取り皿に取って少し冷ますくらいが好きなんだよね。それに取り皿の中に小宇宙を作って食べた方が美味しい気がするんだよな(自分でも何言ってるか分からない)。

☆☆☆

ところで副菜のラパッツァイこと辣白菜だけど、このところ世間で大ブームなんだよなあ。

こないだはリュウジのお兄さんが作ってたし、

そして昨日はまかないチャレンジの大将まで!

この辣白菜、noteでも発端はこのお方、イカ連会長にしてサンド教祖のチョコチップクッキーさんだからな。

今のブームの発端も辿ればチョコたんのnoteに行き着くのではないかと思う。なにせカリフォルニアのラッパーさんが「ラッパーツァイ」っていうラップの曲まで作ってるくらいだからね。

次はもこみちくんあたりが作って、そのうちジェイミー・オリバーとかレイチェル・クーまで辣白菜作るようになるかも。

おわり。

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