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おっさんならガトーショコラくらい作ったらどうだ

やあ、みんな。ケイチェルおじだよ。

今日のタイトル、例のポテサラネタに便乗したかっただけで特に意味はないですw

別にガトーショコラ作れよと思ってるわけではないし、ガトーショコラおじさんと呼ばれたいわけでもないw

むしろ今のこの状況下ではガトーショコラは自作するよりケーキ屋さんで買って少しでも経済回した方がいいかもしれんね。まあ、普段は頑なに料理しないおっさんらも、コロナ禍でヒマだったらポテサラくらいチャレンジしてみてもいいんじゃない?とは思うけども。

というわけで、昨日予告した通りガトーショコラ戦記をここに報告いたします。

以前から何度かコメント欄でアドバイスを頂いてる@しずかさんがガトーショコラの記事を書かれてて、さらにはとっても丁寧で分かりやすい動画まで制作されてるんですよ。

おいたんも温度計とボウルを買ったことだし、そろそろチョコレートのケーキに挑戦してみてもよかろうと思ってね。

先週の日曜日、ちょっと練習と思って簡単レシピで作ってみたら、想像以上の大惨敗に終わったので、今日こそはちゃんと取り組みたい。ちなみに先週のはこちら↓

食べてみたら、軽い食感のエアインチョコみたいで案外美味しかったw まあチョコと砂糖と卵白だけだから、そうそう不味くなるはずはないわな。

それでは材料を揃えます↓

先週、カカオ86%のチョコレート効果で充分甘かったので、今回はさらに攻めて95%に上げてみました。というのも、本当のことを言うとおいたん、普通のチョコレートケーキは甘すぎてちょっと苦手なんだw

なので出来るだけ甘くせず、ホロ苦いケーキにしたい。もし甘さが足りなければ、持て余してるイチジクジャムがあるからその消費にも使えるかも…という目論見。

ちなみに分量は、しずかさんが参照されてるレシピの3分の2で、卵黄2個、卵白2.5個くらいの分量にします。1個余った卵黄は醤油みりん漬けにして夜に卵かけご飯にしました。

今回は万全の態勢が整ったぞ、と思ったんですが、実はまだまだ甘かった。この後、準備の不備からくるさまざまな問題に見舞われることになるのであった…

まずチョコレートを湯煎で溶かすんだけど、いきなり間違って卵黄をどんぶりに入れてたことに気付く。卵黄を別の容器に移して、どんぶりを湯煎に使います。

チョコ溶かすの結構疲れる。でも溶けてツヤツヤになるのが妙に気分良かったりする。

ここで最大のポカに気付く。生クリーム買い忘れてた…Orz

とっさに引き出しにあったコーヒーフレッシュを使うというアイデアが浮かんだ💡

一瞬「トランス脂肪酸」という悪ワードが頭をよぎるが、そんなこと言ってられない。今さらスーパーに走るわけにもいかんし。

そのコーヒーフレッシュを20gくらい恐る恐る混ぜてみます。

レシピの指示だと「生クリームを入れてなめらかにする」ってあるけど、どんどん固くなって行くチョコ😱

おかしい、コーヒーフレッシュって植物性ホイップと同じようなもんじゃないの?混ぜれば混ぜるほど、ヘラで混ぜるのがキツくなるくらい固まってくるんだけど…

ここで先週の失敗が脳裏に蘇る↓

ああまた今回もこうなってしまうんじゃないか。イヤな予感しかしない。

しかしどんな時も前向きなおいたん。だいたいのことは「なかったことにしよう」で次に行くタチなのだ(我ながら楽天的すぎると思うけどw)

次は別のボウルで、練ったバターに粉糖をすり混ぜ、卵黄を1個ずつ入れて混ぜます。

えーと、粉糖はどれだっけ?と探したら準備してなかった!砂糖と粉糖の2種類使うとは思わず、見落としてたわ。急遽計量してバターに混ぜる。この辺りからパニック気味で、卵黄も上手くすくえず潰れた卵黄液を半分ずつ入れたのが上の写真。

これをチョコと混ぜます。ここで湯煎に使ったどんぶりを戦線復帰させて、チョコとバター卵黄を合わせるという段取りの悪さ。

しかし混ぜてみると、固くなってたチョコが滑らかにバター卵黄と混ざっていく。お、案外これはいけるかもしれないぞ、と戦況好転した気がして、おいたんも落ち着きを取り戻しました(笑)

次に砂糖を加えながらメレンゲを作ります。これはもう慣れたもの。今のところ1度も失敗したことがない。むしろ失敗する要素どこにもなくない?くらいに偉そうなこと思ってる。

ガトーショコラのメレンゲは少し緩めがいいってどこかで読んだので、軽く角が立ったところで攪拌終了。

チョコのどんぶりにメレンゲの4分の1を加えて混ぜ、小麦粉とココアパウダーを振るって入れます。

粉っぽさがなくなるまで混ぜたらラム酒を入れてなめらかにします。残りのメレンゲを入れて、泡が潰れないように全体を混ぜます。

前回の失敗で、混ぜるほどにメレンゲが萎んでいくのを経験したので、恐る恐る、混ぜすぎないようにしました。後で型に入れるときに下の方が均一に混ざってなかったと気付くも、まあしょうがない。とりあえず型に入れたのがこれ↓

レシピの分量に対して最終的にこの体積になったのは果たして成功なのかどうか、食べてみるまで分からんな。

オーブンはレシピより10度高い170度で50分にセット。50分後の竹串チェックでややボソボソ付いてきたので、さらに160度で10分追加しました。まあまあいい感じに膨らんでるかな?

オーブンから取り出してケーキクーラー(レンジ用の網)で冷まし、冷蔵庫に入れました。

翌日の今日、冷蔵庫から取り出して常温に戻したのがこちら。

お、見た目はまあまあ綺麗じゃない?とりあえず先週のやつよりははるかにマシにできたことは間違いない。

恐る恐るカットしてみます。

粉糖振るの忘れた。でも最初はそのまま食べてみた方がいいかもしれない。断面を接写したのがこちら↓

カメラの色合いとかいじってませんが、ガトーショコラの焼け具合ってのはこんなもんでいいんでしょうか?先輩方、率直な意見をお願いします。

Googleでイメージ検索した画像は焼け具合としては同じような感じに見えるのもあるし、もっとふかふかスポンジ感が出てるのもある。いまいち正解が分からん。しかし気泡がなんかグロいなw やはり最後の混ぜ具合にムラがあるのは分かる。

それにしても、今までのスイーツ作りのなかで一番ハードだった気がする。しずかさんが「ガトーショコラはちょっと面倒な部類に入る。何より使用するボウルの数が多い」って書いてたけど、おいたんは「どうせメレンゲ作るボウルが1個増えるだけでしょ」って思ってた。そしたら、砂糖は2種類使うし、卵は1個ずつ分けて入れないといけないし、湯煎でもう一つボウルが必要だし、今までのケーキとは大変さが全然違った!

激戦の跡↓

作り終わった後はもう疲労困憊よ。今まで日本でもフランスでも食事会するときなんかに、女性がチョコレートケーキを焼いて持ってくることが多々あったんだけど、ありがたく頂きつつも「ふーん、美味しいね」くらいの反応しかしてなかったと思う、自分。まさかこんなに作るの大変だったなんて。今までケーキ作ってくれた女性たちにごめんなさいしたい(笑)

やっぱり一度自分で作ってみるのって大事だなあ。


~~~今日の夕食~~~

今日はサバの味噌煮、昨日の残りのあら汁、シークワサーもずく。

サバ味噌煮とかブリ大根って美味しいくて大好きだけど、砂糖のカタマリなんだよね… 大さじ2.5だもん。ほぼスイーツよ。カカオ95%より砂糖多いかもw

おわり。


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