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フィリピンのクリスマス料理?「カレカレ」

マガンダンガビ!ケイチェルおじだよ。

1週間前の金曜に作ったフィリピン料理のご紹介。なんでも「フィリピン人が一番好きな食べ物はこれ!」っていうご馳走料理があるらしい。それが「カレカレ」なんだって。

フィリピンと言えば、アメリカ西海岸にお住まいのきこぺんアロハさんがお詳しいはずだけど、今までカレカレのカの字も見たことない気がするなあ、と思って検索してみたら、去年の記事にちゃんと「カレカレ元カレ」って書いてあったわ(笑)

↑どうやらきこぺんさんはカレカレがあまりお好きではないらしい。「薄めたピーナッツバターのような、何か足りない味」と、なんとも酷い言いよう😂

フィリピンではお祝いの席では必ずカレカレを食べるそうで、クリスマスのご馳走の定番だというのにねえ。

調べてみたら、牛テールを煮込んで、茄子・青梗菜・サヤインゲンを加え、ピーナッツバターで味付けする料理のようだ。バゴーンというエビのペーストを添えて食べるらしい。説明だけ読むと決して不味い料理ではなさそうだし、味付けさえちゃんとすればむしろ美味しいんじゃない?野菜もいっぱい入って健康的な感じもするし。

しかし牛テールなんてなかなか売ってないよね。ネットではカレー用の牛すね肉で作ってるレシピが多いけど、どうやらフィリピンでは豚肉で作るのもそれなりにポピュラーらしい。というわけで、スーパーに安い肩ロースが売ってたので、それで作ってみることにした。

バゴーンの代わりにベトナムのサテを使ってみます。

一応、レシピはこちらを参考に。


まずは豚肉をコンガリ焼いて、さらにニンニクと玉ねぎを加えて炒める。
圧力鍋に移して水を加えて30分加圧。
加圧が終わった肉にピーナッツバター・パプリカパウダー・サテを加える。
加圧してる間に茄子を油で揚げ焼きにして、さらに青梗菜とサヤインゲンも炒める。
炒めた野菜を鍋に加え、塩と砂糖で調味する。
ごはんをと一緒にお皿に盛って、砕いたピーナッツをパラパラしてできあがり。

いやいや、きこぺんさん、めっちゃ美味しいじゃないですか。調味の段階でピーナッツバターを多めに入れて、サテと塩・砂糖もしっかり味を見ながら入れたので、ちゃんとコクと旨味のあるスープになったよ。

ただ、この料理の味の表現は難しいな。何かに似てるわけでもないし、ピーナッツバター味の美味しいスープ、としか言いようがない😂坦々麺のスープを東南アジアっぽくした感じかな?お肉は柔らか〜だし、茄子や青梗菜もたくさん入ってて食べ応えも充分。

翌日のランチタワーに。

一晩おいたカレカレは、さらに味に深みが出て、ますます美味しくなってた。こうやってお弁当にも持っていけるし、これはまたリピートしよ。

おわり。

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