みんな大好きハムマヨパンをレイチェル・ブリオッシュで作ってみたらオシャレ度100倍

やあ、みんな。ケイチェルおじだよ。

今週末は買ったばかりのデロンギオーブンでパンを焼いてみようと決めてたおいたん。ずっと前から作ってみたかったレイチェル・クーのレシピでブリオッシュを焼いてみることにしたよ。

せっかくなので生地を２つに分けて、片方は惣菜パン、もう片方は菓子パンにしよう。で、惣菜パンと言えば先々週、メロンパンを焼いたときにおいたんが「実はメロンパンあんまり好きじゃない」って書いたら、割と多くの人から「実は私も…」というコメントを頂いた。子供の頃、家族でパン屋に行くと弟はメロンパン、おいたんはハムマヨパンという感じだったんだけど、「メロンパンとハムマヨパンならハムマヨパン選ぶ」っていう人が続出。ハムマヨパンってメロンパンを凌ぐほどの人気パンだったの！？みんなハムマヨパン好きなんだなあ。

やっぱり子供時に、あの焼けたマヨネーズの美味しさを生まれて初めて知るのがハムマヨパンなんだろうな。あれは家で食べるマヨネーズとは違う、何か特別感があるよね。

というわけで、まずはブリオッシュ生地を作っていこう。ブリオッシュは今までにシナモンロールで作ったことがあるし、なんならブリオッシュフィユテだって経験済みだ。一応過去の記事を上げておこう。

このブリオッシュフィユテに比べたら普通のブリオッシュ生地なんて難易度は大したことないだろ。そう思ってた時期がおいたんにもありました。まさかこのあと、本場フランスのブリオッシュ生地に悪戦苦闘することになるとは露知らず…

ちなみにレイチェルは卓上ミキサー使って作ってるみたいなんだけどさ、一応こう書いてあるわけよ。

ほう、いい運動ねえ。まあおいたんにとっちゃ、さしずめジムに行く前のウォーミングアップってとこかな。

というわけで材料を揃えます。計量しながらちょっとビビり始めたよね。なにせ強力粉240gに対してバター125g。パンに混ぜるバターでここまで多いのは初めてだな。

バター混ぜる前の生地もまあまあべちゃべちゃ。カード使わないと捏ねられないやつ。前にシナモンロール作ったときと同じくらいかな。

一応、20分くらい捏ねてたらベトつかなくなって、グルテン膜らしきものも出来てきた。

ここで恐ろしい量のバターを投入。

えーと、これ混ぜんの？ちょっと恐ろしいことになりそうだ。

案の定↓

ちょっとちょっと。こんなんパン生地じゃないやん。ほとんどケーキ生地よ。手にもマットにも貼り付きまくるし、マジで絶望しかなかった。これがひとまとまりになって、丸めて発酵→成形なんてできるとはとても思えん。

とりあえず涙目になりながら15分くらい生地をいじくってみたけど、ぜんぜん変わる気配なし。これが本場フランスのブリオッシュ生地か。今までのブリオッシュは日本人向けに作りやすいレシピになってたんだ、きっと。

そんなことを考えながら、一度10分休憩を挟んでさらに15分ほど捏ねてたら、不思議なことにちょっとずつまとまってきて、次第にマットにも手にもつかなくなってきた！

あまりにも感動的で動画なんか撮っちったわ。

ブリオッシュ生地がまとまってきたとこ。 pic.twitter.com/2uEbAvCg4e

— ケイチェルおじ (@kachel_oji) December 11, 2021

↑左手でiPhone持ちながら撮影してるので、動きがぎこちないのは勘弁。

そしてついに、ひとまとめにして丸めて計量できる状態にまで持っていけたわ。

まじで「いい運動」どころじゃないよ…。ここまで休憩除くとトータル50分くらい生地と格闘してたと思う。

このうち1/3を今日のハムマヨパン用に使うよ。残り2/3は明日の菓子パン用に冷蔵庫発酵させておきます。

ハムマヨパン用は今年初のこたつ発酵。

↑発酵具合確かめるため中を覗いたら、アイシャちゃんは一体何をしてたのか、キョトンとしてる。

コタツの中で１時間発酵させた生地をパンチして、３等分します。丸めて15分ベンチタイム。

ベンチタイムが終わったら、平たく伸ばしてハムを乗せます。

くるくるっと巻いて、

真ん中で２つに折ったやつに切り込みを入れて、

ぱっかーん

これを３つ天板に並べ、少し温めたオーブンの中で二次発酵。

30分で1.5倍くらいの大きさになったので、卵黄を牛乳で溶いたものをドリュールします。

マヨをたっぷり。チーズも気持ちふりかけてみた。

180度のオーブンで焼きます！

焼き色を見ながら17分くらい焼きました。

刻んだイタリアンパセリをふりかけてできあがり。昨日の残りのスープと一緒に食べよう。

見て見て、完璧なハムマヨパンじゃない！？

割るとこんな感じ。

美味しい〜！普通のハムマヨパンより3倍くらい美味しいわ。

パン生地が、やっぱりバターが異様に多いせいか、普通のもっちりしたハムマヨパンとは違って、キッシュのパートブリゼみたいにサクッとしてる。まみげさんの言うところの「歯切れのいいパン」ってやつだな。それでいてブリオッシュ特有のフワフワ感もあって、今までに食べたことがないタイプの惣菜パンだ。どっかのパン屋さんがこのレシピでハムマヨパン売り出したら、ちょっとしたヒット商品になるんじゃないかな。

本当は夜に１個残しておこうと思ったんだけど、美味しすぎて３つ全部食べてしまった。

まあ今日はジム行く日だからいいんだ。先日「筋肉博士」こと山本義徳先生がYouTubeで「トレーニングする日は糖質を摂っても良い」と仰ってたしね。「その代わりトレーニングしない日は糖質を控えるように」とも言ってたけど、それは多分上級者向けの話で、初心者のおいたんには関係ないだろうと思われるんだよね。とにかく大事なのは「トレーニングする日は糖質を摂ってもいい」ってこと。だからパン３つ食べても大丈夫。

そういうわけで、明日は残りのブリオッシュ生地でレイチェルレシピの甘い系パンを作るよ。

おわり。