マカロンを作らなくても、このキャラメルバタークリームだけでも作る価値があります。
サリュー!ケイチェルおじだよ。
梅雨らしく雨降りの今週末。金曜日の段階で天気予報を見て、外歩きは無理だろうから2日とも巣ごもりしてお菓子作りしようと決めてたおいたんですが、皆さまはいかがお過ごしだったでしょうか?
昨日作ったのは、このジメジメした季節に最も相応しくないお菓子、マカロンだ。洋菓子店によっては雨の日はマカロン仕込まないという話も聞くくらい、湿気はマカロン作りの大敵なんだよね。
しかしnoteご近所のユイじょりさんに加えてまみげプロ(ドンジャラの)までマカロン作りされてたのを見て、おいたんもマカロン作りたくなっちゃった。
ユイじょりさんの鯉マカロンなんてもうクリエイター心溢れすぎてるし、ジメジメした日にバシッと華やかなマカロンをキメてくるまみげプロもさすがだわ。
マカロンは月イチくらいで練習しときたいおいたんとしては、次に作るのはこれって決めてたんだよね。
『教えてピエール・エルメ。最高のお菓子の作り方』から、マカロン・オ・キャラメル。
先週末にキャラメルとアプリコットのマドレーヌを作って、すっかりキャラメルに目覚めてしまった。マカロンもキャラメル味が食べてみたくなったというわけだ。スカッドはこちら。
<ピエール・エルメのマカロン・オ・キャラメル>
・キャラメルバタークリーム
グラニュー糖:75g
有塩バター:12g
生クリーム:60g
無塩バター:75g
・マカロンコック
卵白:30g(メレンゲ用)、30g(ペースト用)
グラニュー糖:10g(メレンゲ用)、80g(シロップ用)
水:25ml(シロップ用)
アーモンドプードル:80g
粉糖:80g
食用色素(黄):適量
インスタントエスプレッソ:適量
*適宜変えてます。正確な元レシピが知りたい方は本をお買い求めください。
まずはキャラメルバタークリーム作りから。おいたんも初めてキャラメル作ったときは緊張したけど、慣れれば案外どうってことない作業だね。
グラニュー糖を中火にかけて溶かします。茶色になってきたら均一になるように耐熱性のゴムベラで混ぜましょう。
白煙が上がって、全体が茶色になったら有塩バターを入れます。
1分間加熱したまま混ぜて、火を止めます。
すかさず常温に戻した生クリームを少しずつ加えます。
混ぜながら少しずつ加えて、生キャラメルのできあがり。余熱で火が入らないように別の容器に移します。
粗熱が取れて手で触れるくらいになったら冷蔵庫に入れ、3時間冷やします。
その間にマカロンコック作りをするんだけど、バタークリームの作り方の説明を続けるよ。
3時間冷やした生キャラメルと、常温に戻した無塩バターを用意します。
キャラメルをバターに加えて、ハンドミキサー(最初低速→滑らかになったら中速)で泡立てます。
白っぽく艶がでるくらいになったらできあがり。カンタン!
↑このキャラメルバタークリームが恐ろしく美味くて感動する。これさえあれば他に甘いもの要らんと思うくらい美味。甘いものの王様。
さて、生キャラメルを冷やしてるあいだにマカロンコックを作っておきました。
エルメレシピで使われてるコーヒーエクストラクトが売ってなかったので、インスタントの粉末エスプレッソで代用。
イタリアンメレンゲで作ります。今回はペーストの方に着色液&粉末エスプレッソを入れてみました。
ペーストをメレンゲと合わせたら全然色が足りなかったので、粉末エスプレッソを足しながらマカロナージュしました。
けっこう加えた。最終的にはこんな感じ。
で、これを天板に絞り出して乾燥させるんだけど、前回は20分で乾燥したのに今回は案の定40分でも全然乾燥しない。
そこで、前から試してみたかった「オーブン乾燥」をやってみます。オーブンを110度で予熱して電源を切り、そこにマカロン生地を入れます。
扉を閉めて3分後に様子を見ます。すると、指で触っても生地が手に付かないくらいちゃんと乾燥してた!
すかさず扉を閉めて、160度で12分焼きます。
第2陣も同様にオーブン乾燥→160度12分。
全部綺麗に焼けた!イタメレばんざーい!オーブン乾燥ばんざーい!
なぜか第3陣は3分で乾燥せず、オーブン乾燥時間を2分追加したんだけど、それでも不十分だったのか上手くいかず。
上手くできたやつで、キャラメルバタークリームをサンドして、冷蔵庫で1日置きます。
そんで今日、3時のおやつに食べてみました。
いやー、うっとりする美味しさ。コックにコーヒー味がついてるからその風味もあるし、何よりキャラメルバタークリームが最高すぎる。
キャラメルバタークリームはパンに挟んでみてもいいかもしれない。冷蔵庫で5日くらいは保つらしいので、いいアレンジアイデアがあればよろしくお願いします。
おわり。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?